僕は基本的に給料が振り込まれる銀行口座から振込やコンビニATMなどで現金を引き出す事が多いです。
振込手数料やATM手数料が年間を通して結構な金額になるので節約したい方も多いのではないでしょうか?
今回は振込手数料、ATM手数料が月20回まで無料にできるNEOBANK 住信SBIネット銀行のオススメをご覧ください。
スマプロランク
住信SBIネット銀行にはスマプロランクというのがあり、このランクに応じてそれぞれの手数料が回数分無料になりますのでこのシステムを利用します。
※スマプロランクは個人が対象です。
こういった形式でランクを上げていくのに実際は高額な取引や残高が必要なのではと思うかもしれませんが、住信SBIネット銀行はそんな事はありませんので、ご自身の月に必要な無料回数条件をこの記事で把握してもらえたらと思います。
※新規口座開設したら開設月と翌月はランク2をキープできるシステムとなっています。
※新規口座開設した月と翌月はランク2ですが、以降は条件によってランクが確定します。
ATM、振込手数料を月5回まで無料にする方法
そもそもATMや振込手数料を月20回も無料にする必要があるのかと言う事もあると思います。
なのでまずは、それぞれ月5回づつ手数料が無料であれば十分という場合もあると思うのでランク2からから説明していきます。
スマプロランクアップ条件
下図のスマプロのランクアップ条件をご覧ください。
ATMと振込手数料を月5回無料にするにはランク2になる為の条件があるのですが、赤丸にある通り、スマート認証を登録するだけでランク2の条件はクリアできます。
ちなみにスマート認証NEOとは口座を守る為のセキュリティーなので登録に費用は一切かかりません。
但し、PCかスマホを持っていないと登録できないシステムであります。
たったこれだけで月5回無料になるのは他行と比べてみてもとてもお得だと思います。
下図は一部の銀行の手数料を表にしてみました。
※一覧に関しては無料回数設定がある場合や利用するATMによって金額が違う場合もありますが、最低金額を記載しています。
銀行名 | ATM出金手数料 | 振込手数料 |
三井住友銀行 | 110円〜 | 220円〜 |
みずほ銀行 | 110円〜 | 110円〜 |
りそな銀行 | 110円〜 | 110円〜 |
楽天銀行 | 220円〜 | 168円〜 |
セブン銀行 | 110円 | 55円〜 |
イオン銀行 | 110円〜 | 220円〜 |
paypay銀行 | 165円〜 | 176円〜 |
口座開設月と翌月はランクアップ出来ない
新規口座開設当月と翌月(2ヶ月間)はランク2がキープできるのがメリットですが、口座開設月と翌月にランクを3〜4にあげる事はできない条件となっています。
ランク2で月ATM、振込手数料を月5回無料にするのには問題ないかと思いますが、月5回以上無料にしたい方は口座開設から3ヶ月目の適応となります。
ATM、振込手数料を月10回まで無料にする方法
スマプロのランク3ではATM、振込手数料が月10回無料になります。
ランク3にするには以下の条件があります。
赤丸で囲った所、Aのうち3点以上に注目してください。
それ以外の条件は高額な残高や資産運用などがあるので割愛させていただきます。
ここでは赤丸のAのうち3点以上について説明します。
ランク3の条件になる、Aの詳細は下図になります。
簡単に言うと、A項目内でいずれか3つの条件を満たせばランク3になります。
ちなみにA条件でなくてもランク2の条件(スマート認証登録)を満たし、B条件のみでランク4にできますが、この項ではランク3のA条件の赤丸部分を説明します。
①SBIハイブリッド預金口座を開設し(無料)月末に1円以上の残高の状態にする
新規口座開設と同時に無料で開設できます。
ハイブリッド預金口座とは簡単に説明すると、SBI証券で株などをやる時に使う口座で、SBIの普通口座とハイブリット口座間で資金移動(振替)ができる口座で利用手数料や資金移動(振替)手数料も負担無く、特にデメリットはありません。
いつでも瞬時に普通口座⇄ハイブリット口座で資金移動ができるので普通預金口座開設と同時にハイブリット口座を開設する方が良いです。
②給与の振込を住信SBIネット銀行にする
これは会社から振り込まれる給与をSBIネット銀行にするだけですが、会社によっては指定銀行もあるかと思いますので会社に確認してみるのが良いでしょう。
今回ここで1番重要な事ですが、給与の振込先を住信SBIネット銀行にした方が絶対に良いと思います。
お給料が振込まれたら他の銀行に振込する、ATMで出金するのに手数料が無料になる月回数分が使えるからです。
③ミライノデビッド月末確定金額1万円以上→1点 3万円以上→2点
新規口座開設と同時にキャッシュカード(デビット機能付き)が発行されます。
1万円以上で1点、3万円以上で2点とはA条件を満たす点数の事(つまりAのうち3点以上の条件の事)です。
カードブランドでマスターカードとVISAと選択できますが、マスターカードを選択する事をおすすめします。
下図の赤丸を見てください。
VISAと比較するとカードの有効期限が長く、ポイント還元率がマスターカードの方が高いです。
デビットカードは特にコンビニでの買い物に力を発揮し、現金を持たずに済むので非常に便利ですね。
またクレジットカード様に使い過ぎもありません。
つまり、最も簡単にランク3になるには
スマート認証登録(ランク2獲得)
+デビットカードで月3万円以上の決済(2点)
+ハイブリット口座開設で1円以上の残高(1点)
→合計で3点
これでランク3の条件を満たす事になります。
④ミライノカード一般(JCB)を発行し、引落とし口座を住信SBIネット銀行にする+1万円以上→1点 5万円以上→2点
僕はクレジットカード(デビットとは別のカード)を使って○円以上が条件というのは嫌な派なのでおすすめしませんが、クレジットカードのミライノデビット(JCB)の一般カードを発行し、1万円以上を決済しないとA条件の1つとしてカウントされません(5万円以上で2点カウント)
この条件に向いてる方は
①のハイブリット口座開設(1点)
②の給与振込指定にできない場合(0点)
③デビットカードで月1万円以上の決済をしない(0点)
④ミライノデビット(JCB)の一般カードで5万円以上の決済をする(2点)
①と④で合計3点になるのでA条件クリアとなります。
ランク判定月について
スマプロのランクを確定するのに判定月というのがあります。
下の図をご覧ください。住信SBIネット銀行から引用です。
簡単に説明すると、ランク3になるには口座開設月を省いて最短で3ヶ月目になるという事です。
上記の項目 口座開設月と翌月はランクアップ出来ないで説明したように開設当月と翌月はランクアップに反映されない為です。
具体的に僕の実際の例を用いて説明します。
【下図の実際例】
・5月に口座開設し、同時にハイブリット口座も開設。口座開設後にスマート認証NEOに登録。
・6月にハイブリット口座残高一円以上、給与振込をSBIにする、デビットで1万円以上決済(スマート認証NEOは継続)にしてランク3の条件を設定。
・ランク判定月は6月なので8月にはランク3になった。
この例で言うと、なぜ、口座開設月の5月ではなく、6月にランク3の条件設定をしかたと言うと、給与振込が口座開設の5月に間に合わなかったからです。
通常、口座開設した後に支店や口座番号等が分かると思います。
5月中にすぐに給与振込先の口座番号を会社に伝えても実際に給与に振込まれるのが6月だった為だからです。
つまり、実際に給与が振り込まれた月でないと条件を満たした事にならないのです。
上図のポイント
ポイント①:口座開設から2ヶ月間はランク2に固定。
ポイント②:ランクが確定するのは判定月から2ヶ月後になる。
ATM・振込手数料を月20回無料にする方法
次に、ATMと振込手数料を月20回無料にする条件の詳細説明をします。
もう一度こちらの図をご覧ください。
赤丸で囲った右下部分、ランク2の条件を満たす+Bのカード条件に該当を見てください。
A条件をクリアしなくてもランク2の条件を満たす+B条件のみでランク4になります。
ランク2を満たす条件はスマート認証を登録すればOKですね。
僕が今回おすすめしたい、ATM、振込手数料を月20回無料にするやり方はランク4です。
ランク3の条件よりもお得にランク4にできてしまうやり方があるからです。
Bのカード条件の下図を見てください。
赤丸で囲ったBのランクアップ対象のカードと言うのがあります。
ここでおすすめしたいカードはミライノカードGOLD(JCB)に入会し、引落口座を住信SBIネット銀行にするという事です。
これで簡単にランク4になります。
なんだ結局、クレジットカードに入会しないといけなくて、それもゴールドカードしないといけないのかと思われると思います。
実際、ミライノカードゴールドは年会費3,300円が発生します。
しかし、実は年会費を簡単に無料にできるやり方があります。
(初年度は年会費※3,300円が発生してしまうシステムですが、年間のATM、振込手数料を鑑みたらマイナスにはならない場合もあると思いますのでその点についても以下で解説していきます)
ミライノカードゴールドに入会する※年会費無料にできる
カード詳細についてはこちら
ミライノカードゴールドは年会費3,300円と他のゴールドカードと比べても破格の年会費になっており、これだけでもゴールドカードのステータス的な魅力がある様に思えますが、僕的にはこの年会費は余計な出費となってしまうのでこれを節約(無料)するのに順番に説明していきます。
上記でも触れましたが、ミライノカードゴールドに入会すると初年度の年会費はどうしても初期負担が発生します。
僕は初年度の年会費について振込手数料、ATM手数料は年間3,300円で節約できたと割り切るようにしました。
理由は今まで振込手数料やATM手数料を合わせて1か月で275円以上負担していた場合、年間でお得に節約できる計算になるからです。
カード年会費3,300円(税込)÷12か月=275円
1ヵ月毎に負担していたATM、振込手数料がこの金額で済む計算になります。
※新規入会キャンペーン等でキャッシュバックなど開催している場合がありますのでそのタイミングであれば実質無料にできますね。
口座開設と同時にカード入会するのがおすすめです。
そして、ここでもう1回言いますが、カード入会をしてもすぐにはスマプロランクに反映されません。
上記項目でも説明しましたが、ランク2以上にするには3ヶ月目からの反映となるので注意です。
口座開設月にカード入会した場合のランクアップ反映について例を記載します。
・2021年6月に口座開設(スマート認証登録+カード入会)
・2021年6月末にランク判定
・2021年8月から適応(ATM、振込手数料月20回まで無料が適応される)
これを踏まえると口座開設やカード入会は手続きに時間がかかるのを鑑みて月初(特に1日から)にした方がその月内に判定が間に合うと思うのでこの方が良いかと思われます。
スマプロランク4についてのポイントです。
・口座開設と同時にミライノカードゴールドに入会する(年会費3,300円は翌月に発生するが、今までのATM、振込手数料が年間3,300円で済んだと割り切る)
・口座開設後、すぐにスマート認証NEOを登録する
・ランク4は口座開設月から3ヶ月目に適応される
カード年会費を無料にする方法
カード入会し、初年度の年会費は割り切るとして(今までの年間の負担額を鑑みて)
以下は標準的な年会費を無料にする方法です。
・年間100万円以上の利用
・JCB独自のリボ払いサービスの"スマリボ"を設定
・カードを年1回利用する
年会費を無料にするのに条件がありますが、僕は年間100万円以上利用する事が無いし、使った分以上に手数料が発生するリボ払いも嫌なので
この方法以外の年会費を無料にできる方法を解説します。
僕はこの特別な方法で今年の年会費を無料にできました。
特別な方法をするにはまず、スマリボについて把握する必要があります。
スマリボとは
スマリボというのはカード支払いを設定の金額で決済すると自動的にリボ払いになるサービスで、お店で1回払いと伝えても、強制的に手数料がプラスされるリボ払いになる恐怖のサービスです。
しかも、これ以上使うとリボ払いになるという上限金額の設定が個別にできないのが問題です。
スマリボには、標準コースとゆとりコースがあり、カード入会時にどちらに設定するかの手順が出てきます。
ここでは1ヵ月の利用金額が1万円以下ではリボ払いにならない標準コースにしておくのが無難です。
何故、無難なのかもう少し具体的に言うと、
標準コースは月10,001円以上の利用があると手数料が発生。
ゆとりコースは月5,001円以上の利用があると手数料が発生。
つまり、カードを利用した時に少ない金額(5,001円以上)で手数料が発生するより、大きい金額(10,001円)までであれば手数料が発生しないからです。
つまり、月13,000円のカード利用した場合、ゆとりコースだと手数料が2回発生し、標準コースは1回で済むと言う事です。
標準コースなら月に10,001円以下ならリボ払いは発生しませんし、手数料もかかりません。
なのでカード入会時において一旦、標準コースにしておいた方が無難だという事がお分かりいただけると思います。
スマリボは1年間で3日だけ設定すればよい
上記で説明した年会費を無料にする条件でスマリボを設定するとありますが、実は1年間ずっとスマリボの設定をしておく必要がないのです。
これはスマリボ基準日というのがあり、基準日以外は解除していても構わないという事です。
年会費無料の適用をするかどうかを判断する期間の事です。
ここからの説明はかなり重要ですのでよく読んで理解してください!
実は1年間でスマリボ基準日(合計3日間)にだけ設定しておけばよいというマジックがあります。
ここではご自身のカード含めて以下の2つを知っておく必要があります。
①カード年会費の振替月
②JCBスマリボの基準日
もう少し詳細に入ります。
年会費の振替月
ここからはカードの有効期限が6月になっている場合で解説していきます。
年会費の振替月とは
ご自身のカード記載にある有効期限月の3ヶ月後に振替(口座から引き落とされる)となります。
年会費についてのSBIからの引用です。
スマリボの基準日とは
年会費振替日(口座から引落される)の前月19日です。
つまり、カードの年会費を支払う月の前月19日だけ登録設定さえしておけばスマリボ設定の条件クリアという事です。
但し、19日に登録設定するには18日中に設定し、20日になったら解除してください。
これの理由は19日の0時〜丸1日登録設定するのに前日の18日中に設定して20日に解除しないと1日登録設定した事にならないからです。
また、この3日間で10,000円以上の決済しない事。
もし、決済してしまったら自動的に手数料が発生するリボ払いになります。
年1回のカード利用
ここでもう一つの条件で年1回のカード利用というのがあります。
これはカード有効期限の前月の15日までに利用(締め日が15日なので)が条件です。
なので1年に1回だけ少額でもカードを利用すれば良いだけとなります。
ここまでを整理します。
①スマリボは1年間で3日間だけ設定※期間中1万円以上の決済をしない
②年1回カードを使う※いくらでもOK
これで年会費が無料にできます。
僕のランク4条件
ここまで色々と説明しましたが、僕の毎月ランク4をキープしている例を記載します。
ミライノゴールドカードを所有している時点でスマプロランク4の条件は満たしているのですが、給与振込をSBIにしている事で他行への振込手数料を無料やATM引き出し手数料を無料にしているので全くの無駄なお金かかかっていない状態です。
ランク4に拘らなくても年間のATM、振込手数料はけっこうな金額は削減できるのではないでしょうか。
まとめ
住信SBIネット銀行は振込手数料とATM手数料を節約できるのは嬉しいですね。
難しく記載している箇所もあるので何回か読み直してもらう必要があると思いますが、皆さんの節約にお役に立てればと思います。
特にミライノゴールドカードの年会費を無料にするやり方はお得です。
こんなやり方が通じてしまうのかと疑ってしまいますが、実際に僕は年会費が無料です。
ゴールドカードを所有できて年会費を無料にでき、さらに振込、ATM手数料を月20回無料にできるので損はないと思います。
僕はこれで手数料から解放されました笑
住信SBIネット銀行を利用しない理由はないのではないでしょうか。
最後までありがとうございました。
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