エナジードンリクって飲んだらスキッとするし、爽快ですよね。
そして体が疲れているからとつい、毎日飲んでしまう、、、
毎日飲んでいたら大丈夫なのかと不安にもなりますがそれでもまた飲んでしまう。
こんな経験はありませんか?
実際、僕はエナジードリンク中毒でした笑
今回はエナジードリンクのメリットデメリットは割愛させてもらって、クエン酸を水に溶かして飲む効果について解説したいと思います。
また、用意する物や作り方レシピも解説していきます。
ちなみにクエン酸を毎日飲むようになってからはエナジードリンクは一切飲まなくなりましたので参考にしてもらえればと思います。
クエン酸を飲む効果
クエン酸を水に溶かして飲む効果として最も期待できるのは疲労回復です。
疲れている時は疲労物質である乳酸が体内に蓄積されている状態であり、特に筋肉痛や肩コリの原因となっています。
クエン酸はこの乳酸を分解し、さらには新陳代謝を促進する働きがある理由から疲労回復に効果的だとされています。
これは体内に取り入れたマグネシウムやカルシウムなどのミネラル分を吸収しやすくして乳酸(疲労物質)を分解し、蓄積を防いでくれます。
これをキレート作用と言います。
疲れた時には酸っぱい物を食べると良い(梅干しやレモンなど)と聞きますが、このキレート作用による効果があるからだと考えます。
また、酸味成分が体内で糖を代謝し、エネルギーに変える働きもあるとされています。
疲労回復以外の効果
疲労回復以外の効果として
血液の酸化を抑え血液をサラサラにする、食欲促進、代謝アップによるダイエット効果、肌や病気の原因を抑える活性酸素が増加などに効果的であり、肝臓への負担も軽減されるとの事で、それぞれ解説します。
老化防止
酸化による老化の防止にも良い効果があるとされています。
ミネラルが不足すると、肌の衰えや病気の原因になる活性酸素が増加します。
活性酸素は体内に侵入したウイルスや細菌、カビなどから守る働きがあるのですが、これが増えすぎてしまうと健康な細胞まで攻撃して酸化させてしまうのです。
酸化は老化の原因のひとつでもあります。
クエン酸を飲む事によるキレート作用によって酸化を防ぐ効果があります。
これにより身体の細胞が正常に働き、古くなった角質をスムーズに剥がしてサイクルを正常にする働きがあります。
血液をサラサラにする
疲労物質である乳酸を分解するので血液の酸性を防ぐ効果(乳酸による疲労物質が血液に混じらない)があります。
血流が改善されることによって例えばですが血行不良による冷え性の改善にもなります。
美肌効果
ニキビなどの肌荒れに効果があります。
クエン酸は新陳代謝を高めるので古い角質を剥がす効果があるので肌艶(はだつや)を高めます。
ダイエット効果
クエン酸により血行が良くなり、代謝を高めますので余計な脂肪分を吸収しない事からダイエットに効果的だとされています。
イライラ防止
クエン酸はミネラルに含まれるカルシウムの吸収を促進します。
カルシウムは脳の興奮状態を抑える効果があるとされているのでイライラに効果的かもしれません。
食欲増進
クエン酸の酸味成分(梅干しやレモンに含まれる)は胃液の分泌と胃の動きを活性化せる作用があるので食欲を増進させますので夏バテなどの食欲がない時にも効果的です。
肝臓への負担軽減
クエン酸を飲む事で正常なエネルギーサイクル(キレート作用)を保つ事によって肝臓にもエネルギーがいき、負担を減らす効果があります。
私達は生活をしていく中でエネルギーを消費していきます。
このエネルギーに変換される脂質や糖が不足すると乳酸(疲労物質)が生成されやすくなります。
乳酸が生成されてもエネルギーを作り出す事は出来るようですが、これには問題があります。
上記で説明した通り、乳酸は疲労物質であるので体内に蓄積されると筋肉痛や肩コリの原因になります。
クエン酸はこの疲労物質である乳酸を分解する作用がありますが、乳酸を蓄積しない為にも脂質や糖はバランス良く摂取し、クエン酸によるキレート効果によって体のエネルギー生成のサイクルを正常化し、肝臓へもエネルギーがいくようにするのが良いと思います。
尿路結石
クエン酸を飲む事で尿中のショウ酸とカルシウムの結合を抑える効果も確認されています。
クエン酸を飲むと肝臓のクエン酸回路で代謝され、重炭酸イオンを生成し、尿細管から排泄され尿のアルカリ化に作用して結石化を抑制するようです。
※尿路結石の抑制については当サイト内の別記事のコメントにて質問があったので少し調べてみた見解です。
少しでも参考になればと思い簡単に記載したので専門的なご質問にはお答えできないのでご了承ください。
一応、参照したURL貼っておきます。
http://hospitalist.jp/wp/wp-content/themes/generalist/img/medical/jc_20151119.pdf
クエン酸の純度について
クエン酸を水に溶かして飲む場合、注意しないといけないのが純度99.5%以上の食用か医療用にして下さい。
間違っても掃除用や工業用のクエン酸は飲まないで下さい。
掃除用などは純度が低いので飲んでしまうと体調を悪くします。
掃除用や工業用は用途が違うのでご自宅にあるクエン酸の製品表示をご確認ください。
用意する物
・クエン酸(食用か医療用の純度99.5%以上)
・250ccのコップ(容量は気にしないくて良いです)
・5gの計量スプーン
・クエン酸を保存する容器(なんでも良いです)
僕が毎日飲んでいるクエン酸です。(純度99.5%以上)
今回は250ccのコップを使用して解説します。
コップの容量や水を入れる量は気にしなくても構いませんのでご家庭にあるコップで構わないと思います。
理由は水に混ぜるクエン酸の量を確認できれば良いのでコップの大きさは特に気にする必要はありません。
クエン酸を入れる容器
我が家ではクエン酸を入れる容器はこれを使っています。
ダイソーで購入した物です。
フタを開けると計量スプーン(5g)が付属しているので使い勝手が良いです。
少し余談になりますが、
僕はクエン酸と重曹を毎日飲んでいるので右側には重曹を入れています。
共に5gの計量スプーンが付属しています。
一応、クエン酸側には空気中の水分によって固まらないようにシリカゲルを入れています。
ついでに重曹にもシリカゲルは入れておいた方が固まらないので良いです。
重曹を飲む効果については下記リンクへどうぞ。
クエン酸と重曹を混ぜて飲んだ場合の解説はこちらリンクをどうぞ
重曹とクエン酸を混ぜて飲む事に疑問の方はこちら。
クエン酸の飲み方
今回はクエン酸を水に溶かして飲む作り方を解説します。
まず、付属の5gの計量スプーンに3分の2程度のクエン酸をコップに入れます。
次に水を入れます。
僕は水道水は苦手なのでミネラルウォーターを入れます。
かき混ぜるのに下記のようなスプーンを使います。
マドラーのような棒よりは溶けるのが早いのでスプーン状の物を使った方が良いです。
このままかき混ぜます。
水の量とクエン酸の量によっては溶けにくい場合がありますが、完全に溶かし切ってください。
クエン酸が完全に溶け切った状態です。
無色透明です。
ここで特に注意していただきたい事はクエン酸の粉(粒子)がコップ内に舞っている状態を完全に無くしてください。
クエン酸の粒子が残った状態で飲むと粒子が歯に付着して溶かすぐらいの強烈な酸性ですので完全に溶かしてから飲んでください。
歯の表面を覆っているエナメル質は、pH5.5以下の酸性のものに対して弱く、酸性の飲食物ばかりを取っていると脱灰が起こってしまい、酸蝕症を引き起こすのです。
引用 :オムロンヘルスケア 歯が溶ける? 酸蝕歯に気をつけよう
クエン酸は強烈に酸っぱい
完全に溶け切ったクエン酸を飲みます。
一気に飲まなくても普通飲料を飲む時と同じように飲んでください。
水に溶かしたクエン酸は強烈に酸っぱいです。
レモンの果汁をそのまま飲んでいるのと変わらないぐらい顎の両サイド辺りにキューっと刺激がきます。
水の量に対してクエン酸の量が多ければ多いほど酸っぱいです。
クエン酸を飲んだ事がない方は最初はかなり抵抗あるかと思いますが、毎日飲み続けていると慣れてきます※個人差あるかもです。
ちなみに体に疲労が溜まっている時ほど酸っぱく感じるようです。
体の疲労がなければそこまで酸っぱく感じないみたいです。
酸っぱさや味を軽減するのにはちみつやその他の果汁などを入れて飲む場合もあるようですが、僕には合わない(実際に試した)のでこのまま飲みます。
1日に飲むクエン酸の量
1日に飲むクエン酸の量は10g〜15gにしてください。
多く摂りすぎると胃腸に影響します※後述あり
さらに1回で飲む量は5g以下が良いです(僕の場合は2g〜3g程度)
これを1日に2回〜3回飲みます。
排出が早くなる
クエン酸を飲むと代謝がアップするのでその分、尿での排出が早いです。
排出が早いという事はクエン酸効果を持続させる(体内にクエン酸効果を留めておく)には適度な頻度で飲むのが効果的だと言えます。
2時間に1回飲むのが良いとあるようですが、僕はその頻度では無理なので飲むタイミングは起きてから家を出る前に1回、仕事中に1回、寝る前の1回と合計3回が多いです。
2時間に1回飲まなくても僕は十分な効果を感じています。
これに関しては個人差があると思いますので(医学的な見解があるかもしれませんが)ご自身に合った1日に飲む量と頻度を探してみてはと思います。
クエン酸の多量摂取には注意
クエン酸を飲みすぎると胃腸に負担がかかり、下痢や吐き気などが起きるので特に胃腸が弱い方は注意してください。
慣れない方はまず1日5gぐらい(1回に飲む量は2g程度)から始めてみてください。
外でクエン酸を飲む
僕はミネラルウォーターが入った500mlペットボトルにクエン酸を約2g〜3g溶かした状態で僕は持ち歩いています。
また、いつでも飲めるように以下のようなポリバッグ(A8サイズ)に入れてクエン酸を持ち歩いています。
100円ローソンで100円+税で買えます。
ただし、このポリバッグにクエン酸を入れた状態は見た目がかなり怪しい薬に見えるので他人には説明が絶対に必要です笑
例えば職場でポリバッグに入れたクエン酸をペットボトルに入れる姿を見られた時『え、、、それなんですか!?』となる確率は100%です。
恋人や婚約者に見られたら間違いなく関係は破綻します。
若しくは見てないフリをされてその後の関係が徐々に壊れていくのは確定するので絶対に説明した方が経験上良いと思います。
もし、警察に職務質問された時は間違いなくヤバい物を持っていると勘違いされ、検査される事は間違い無いでしょう。
すいません、、、少し悪ふざけしてしまいましたが、これは"クエン酸"だという事を説明した方があなたの幸せの為です笑
まとめ
クエン酸を飲む効果と作り方について解説しました。
いかがでしょうか。
クエン酸は疲労物質の乳酸を分解し、疲労回復や筋肉痛に効果があり、血行促進による代謝アップで老化防止や肌を綺麗にする、冷え性の改善、ダイエット効果、イライラ防止、尿路結石など良い事だらけですが、飲み過ぎに注意です。
エナジードリンクは糖分が多く、さらには中毒性もありますのでクエン酸の方が安く済むし、健康的だと思いませんか!?
最後までありがとうございます。
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