アイコス3DUO(デュオ)を掃除(クリーニング)してもなんだか苦い。
購入してから月日が経つと、加熱ブレードをかなり白くなるまでクリーニングしても吸ったら苦いですよね。
今回は新品の時のような吸いになるキャップクリーニングのやり方を解説したいと思います。
アイコスユーザーならこれは絶対やった方が良いです!
※キャップ自体を分解するので、あくまでも自己責任でお願いします。
自信の無い方はキャップを分解せずにそのままお湯で洗浄して下さい。(何もしないよりは苦味は取れます)
若しくは、新たにキャップを購入する事をおすすめします。
キャップ分解やり方
今回は僕の持っている『2020年夏限定"涼モデル"』を使って解説していきます。
割り箸を用意する
まずは割り箸を用意します。
割り箸は先端ではなく持つ側の柄を利用します。
柄は細くなっている物は使わないで下さい。
理由はキャップにある、加熱ブレードを通す穴を破損してしまう可能性がかなり高いです。
一旦は、この記事内キャップ分解手順についてざっと一通りご覧になってから行ってください。
実際に僕は先端が細い割り箸を使ってキャップを破損させてしました。
使用する割り箸は下図を参考にしてください。
割り箸の持ち手側の柄が太い方が安全です。
※真ん中画像の〇の付いている割り箸は割っていない状態ですが、作業する時は割って1本で使用します。
キャップ分解
次に下図のようにキャップを割り箸にのせます。
※上記画像で一番右の丸い割り箸を使用しています。(セブンイレブンかファミマで貰える割り箸)
キャップ部分を持ちながら「ドン!」と強く叩きつけます。
叩きつけると、キャップ内にある黒いパーツが外れます。
※けっこう強い力で叩かないと取れないので何回か強めにやってみて下さい。
上記でも注意書きしてますが、キャップ内パーツを外すのにかなり強く叩くので、割り箸が細いとブレードを通す穴が破損(貫通してしまう)しますので、くれぐれも細い割り箸は使わないでください。
黒いパーツを洗浄する
キャップ内の黒いパーツです。
図ではすでにクリーニングした状態ですが、実際は吸いカスがけっこう溜まっていました。
赤丸部分の4つの穴を楊枝などの細い物を使ってカスを取り除いてください。
そして、キャップと中の黒いパーツをお湯で丸洗いします。
下図のように4つの穴が完全に掃除された状態になるまで綺麗にしてください。
掃除が完了したら、キャップと黒いパーツはティッシュなどで拭きながら乾かしてください。
元に戻すやり方
元に戻すやり方ですが、黒いパーツの溝を本体内側にある出っ張りを合わせてはめていきます。
溝同士が合わさっていないと黒いパーツが本体に収まらないです。
溝同士を合わせて中に収める途中でステンレス?のフックを指でたたみながら中に入れていきます。
※この時にステンレス?部分を少し広げてから本体に入れてください。理由はこのステンレス?部分が内側になり過ぎているとキャップが外れやすくなってしまうからです。
ステンレス?部分が中に入ったらそのままパーツを中に入れます。
ステンレス部分が下図のように本体側面にある穴に収まっている(反対側にもあります)のを確認してください。
黒いパーツが完全に本体に収まった状態にします。
キャップをスイッチの形に合わせて付けていきます。
そのまま押していくと「カチッ」と、はまります。
これで以上です。
キャップを分解せずお湯で洗う
キャップ分解をしたくない向けになります。
キャップをそのままお湯で洗い流すだけでも今までの苦みは取れると思います。
ポイントとしては図にある4か所の穴(汚れていて見えにくいです)を爪楊枝などでカスを取り除くのが良いです。
完全には取り除くことは難しいですが、パンパンに詰まっているよりかはマシになるかと思います。
下図はお湯で洗い流しながら爪楊枝でカスを掃除してみました。
今回は綺麗にカスが取れたと思います。
4か所の穴に溜まっているカスを長い期間放置しすぎると、ここまで取り除くことはできないかもしれません。
洗った後は水気を飛ばすのにキャップをブンブン振ったり、息を吹きかけたりした後にティッシュなどで内側を拭き取って少しの間乾燥させます。
時間がない時は空焚きでも水気はまぁまぁなくなると思います。
僕も分解する余裕がない時はお湯で洗い流すだけにしています。
IQOS3 MULTIのキャップは分解しない
アイコス3 MULTI(マルチ)のキャップは内側からビスで止まっているので分解は難しいと判断して分解は避けました。
構造上、DUO(デュオ)と違って、キャップに吸いカスが溜まりにくい作りになっているので、もし吸いが苦くなってきたらキャップをお湯で丸ごと流すだけで変わります。
アイコス3 DUO(デュオ)よりはMULTI(マルチ)の方が苦くなりにくいのだと思います。
まとめ
ちょっと分解するのは怖かったですが、1回やり方を覚えてしまったら要領が理解できるので、次からは何の躊躇なくできると思います。
実際に分解洗浄をやってみたらわかると思いますが、吸いが新品同様に戻ったのを感じると思います。
今まで本体ブレードや周辺の掃除を何回しても、吸ったら苦くなる原因はキャップにあったと納得できると思います。
もし、分解時に破損(ブレードを通す穴が広がってしまうなど)してしまっても実際は何の問題なく使えてしまいますが、壊れているのは嫌ですよね。
そうなってしまったら新しいキャップを購入するしかないのですが、僕の場合はどうせなら別カラーのキャップを楽しむという風に割り切りました。
くれぐれも先端が細い物を使っての分解は破損するので避けてくださいね。
分解するのに抵抗がある、自信のない方はキャップ自体をお湯で丸洗いする方法を選択してください。
それでは最後までありがとうございました。
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