今回、プリウス30系に装備されている純正ナビNSZT-W62で走行中にテレビが見れるハーネス取り付け作業について解説します。
目的によって使うハーネスを知る
ハーネスには2種類ありますので目的によって購入するハーネスには注意してください。
①走行中にTVが見れるのみのハーネス。
②走行中にTVが見れる+走行中にナビ操作できるハーネス。
僕は走行中にTVが見れる+走行中にナビ操作が出来るのが目的だったのですが、違いを知らなくてTVのみが見れるハーネスを購入して後悔したので間違えない様にしてください。
こちらは走行中にTVが見れる+走行中にナビ操作できるハーネス。
探すと値段も高い物から安い物までありますが、一番安い物で問題ありません。
機能や中身など色々説明している商品がありますがほとんど違いはないと思います。
リムーバー
ハーネス取り付けをする際にインパネ内装を取り外していくのですが、こちら参考にさせていただきました。
パネルを取り外すのにリムーバーが必須ですので(インパネに傷をつけない為にも)僕が購入した物を貼っておきます。
パネル外しは過去に何回もやったことがありますが、実は今回初めてリムーバーを使ってやってみましたがパネルを傷つけることなく取り外しが出来るので最初から持っておくべきツールでした。
取付手順
インパネを取り外す順番
取り外す順番ですが、アルパインの参照を元にやってみました。
①シフトパネル
②センターパネル
③オーディオパネル
④スイッチパネル
⑤オーディパネル
⑥オーディオユニット
の順にリムーバーを使って取り外していきます。全てはめ込み式なので初めての方でも一度作業してみればコツが分かると思います。
勿論、エンジンは切った状態で作業して下さいね。
それでは実際の作業になります。
シフトレバーパネルの右側あたりにリムーバーを差し込んで外します。
パネルを外したら赤丸にある2つのコネクターを外します。
次にセンターパネルを外します。
左上の細い部分からリムーバーを差し込んで浮かせていきます。
オーディオパネルを外します。
オーディオパネルについてるコネクターを外します。
エンジンスタートボタン周辺のパネルを外します。
エンジンスタートボタンのコネクタは今回、外さずに作業します。
※外さなくても作業できます。
オーディオユニットを外す
オーディオを囲っているパネルを外します。
※下図にあるように横から押し込む部分があるので押しながら外していきます。
次に、オーディオを固定している4箇所のボルトを外します。
僕のプリウスの場合、上2ヶ所がロックナット(ではなくボルトですね)になっていました。
ロックボルトを外す専用ソケットは車を購入時に付属している物なのですが、わからなければ車の説明書などが入ってる所を探してみて下さい。
僕のはダッシュボードの中にありました。。。のでセキュリティの面で意味無いで家に保管し直しましたね笑
そして、オーディオを手前に取り出します。
オーディオユニットの下にタオル等を敷いた方が良いです。
※画像では何も敷かずに取り出しています。
ハーネス取付
それではここまできたら走行中にナビ操作ができるハーネスを取り付けます。
今回の純正ナビNSZT-W62Gへのハーネス取り付けは下図を参考にしてください。
ナビの機種によって差し込み口が違うのでネットで検索してみてください。
そして、アースは絶対に付けてください。付けないと動作しません。
取り付けたらあとは外した順番とは逆に元に戻していくだけになります。
ちなみにスイッチ(走行中にナビ操作やオーディオ操作をする為のスイッチ)は下図の位置に取り付けました。
走行中に使ってみた結果
走行中にTVが見れるだけのハーネスだと、上記で取り付けたスイッチはありません。
これは走行中に車が動いていないと認識させる為のスイッチなのでONにするとナビ画面上にある自車位置が止まります。
これでナビやその他の操作ができるようになるのですね。
ちなみに走行中にTVを見る(DVDを見る)為だけはスイッチをONにしなくても見れます。
当たり前なのかもしれませんが、走行中にナビ操作をした後にスイッチをOFFにしないとナビ画面はずっと止まったままです。(実際に車は動いているがナビは停車状態と認識しています)
スイッチをOFFにした後、実際に車が進んでいる正確な自車位置に戻るまでとんでもない道(位置)を走っている状態になりますが、1分程度で元に戻ります(戻る時間は走行速度や場所によると思います)
そして、ここである重大な事に気付いてしまったのですが、
走行しながらナビを操作するという場面は運転中に目的の場所に行くのに止まって操作ができない状況か、いちいち止まるのがめんどくさいとか理由がありますが、車が停車した位置(状態)でのナビ設定となるので今、実際に走っている場所からの案内ではなく、スイッチを入れて停車している場所からのナビ案内になるので、目的地を設定している間に例えば本当は右折場所なのにすでに通り過ぎてしまっている事が普通に起きると思います。しかも、実際の走行位置が元に戻るまでまぁまぁの時間があるので戸惑ってしまうと思います。
まとめ
実用性には少し問題がありますが、頑張って取り付けたし、今までと違って走りながらナビ操作とか、オーディオとか触れるのでこれで満足です。※車をイジる事が好きな人はわかりますよね圧
最後までありがとうございました。
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