![【簡単に出来る】擦れて剥げてしまった革靴の色を復活させるやり方](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4473のコピー-1024x768.jpg)
仕事で履いてる革靴のつま先部分に色が擦れて剥げてしまい、ポリッシュで綺麗に磨いても色落ちが目立つ様になってしまいました。
今回、擦れて剥げてしまった部分の色を補修、復活させようと初めて作業してみたので同様の悩みをがある方は参考にして頂けたらと思います。
擦れて色が剥げてしまった革靴
購入してから大体2年ぐらい経過した僕のリーガルの革靴(23VR)です。
雨の日以外は週5回履いていたのでかなり履き込んだ状態です。
![擦れて色が剥げてしまった革靴 リーガル 23vr](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4449-1024x768.jpg)
かかと部分を何回か交換し、2週間に1回はポリッシュで磨きながら大事にしてきましたが、つま先の色落ちが大分目立ってきました。
![擦れて色が剥げてしまった革靴 リーガル 23vr 先端 つま先](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4450-1024x768.jpg)
![擦れて色が剥げてしまった革靴 リーガル 23vr 先端 つま先2](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4451-1024x768.jpg)
細かい傷もありますが今回はこの状態でつま先部分の色を補修していきます。
用意する物
僕が今回用意した物は全部で4点。
・馬下ブラシ※汚れやホコリ落とし(1,650円)
・カラー補修剤※色補修(1,485円)
・ポリッシュ※色補修&磨き光沢(1,100円)
・磨き用タオル(110円※100均で購入)
合計で4,335円(税込)です。
本来は汚れ落としクリーナーやブラシ、磨き専用クロスなど色々必要な物があるみたいですが、
今回用意した物で簡単に安くどこまで出来るか試してみる事にしました。
剥げた色を復活させるやり方
まず、馬毛ブラシで表面のホコリをブラッシングしていきます。
元々持っていたレッドウイングの馬毛ブラシを使います。
![レッドウイング 馬下ブラシ](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4459-1024x768.jpg)
ブーツなどのレザーに使えるし、物自体が良いので重宝しています。
ブラッシングするだけで革が綺麗になるので毎日履き終わった後や履く前の簡単なお手入れに持っていた方が絶対に良いです。
ブラッシングが終わったら早速、色補修のクリームを塗ります。
僕が今回選んだ色補修クリームはサフィールのレノベイティング カラー 補修 クリームです。
![サフィールレノベイティングカラー ブラック](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4452-1024x768.jpg)
こちら本体チューブです。
![サフィールレノベイティングカラー ブラック 使い方](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4453-1024x768.jpg)
キャップを開けると中身が出ない様に塞がっているのでキャップをもう一度奥まで締め直せば穴が空いて使える様になります。
![サフィールレノベイティングカラー ブラック 使い方2](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4454-1024x768.jpg)
![サフィールレノベイティングカラー ブラック 使い方3](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4456-tile-2-1024x256.jpg)
本体チューブに使い方が書いてあるのでその通りにやってみます。
![サフィールレノベイティングカラー ブラック 使い方4](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4469-1024x768.jpg)
直接中身をつま先部分に塗り、タオルで伸ばします。
![擦れて色が剥げてしまった革靴 色の補修やり方](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4460-1024x768.jpg)
下図は1回塗った状態です。
画像では分かりにくいかもですが、塗った所はツヤ消しブラックという感じです。
色補修クリームが乾いてから重ね塗りする必要があるかもですが、今回は1回の塗りでどれだけ補修されるか試したかったのでこのまま作業します。
![擦れて色が剥げてしまった革靴 色の補修やり方2](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4463-1024x768.jpg)
下図は約10分経ってタオルで磨いた状態です。
色が剥げた状態よりかは染まった感じはしているのですが、ツヤがない感じが否めません。
![擦れて色が剥げてしまった革靴 色の補修やり方3](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4464-1024x768.jpg)
なのでポリッシュで磨いてみます。
僕が使ったのはこちら。KIWI キィウイ シューポリッシュ 油性靴クリームです。
![KIWI キィウイ シューポリッシュ 油性靴クリーム](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4465-1024x768.jpg)
これをタオルを使って全体に塗っていきます。
![擦れて色が剥げてしまった革靴 色の補修やり方4](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4467-1024x768.jpg)
ポリッシュを塗って15分ほど待ちます。
![擦れて色が剥げてしまった革靴 色の補修やり方5](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4468-1024x768.jpg)
そして、ポリッシュを拭き上げ、磨いた状態がこちら。
![擦れて色が剥げてしまった革靴 色の補修 やり方 補修前 補修後](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4449-tile-1024x384.jpg)
つま先部分です。
![擦れて色が剥げてしまった革靴 色の補修 やり方 補修前 補修後2](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4451-tile-1024x384.jpg)
![擦れて色が剥げてしまった革靴 色の補修 やり方 補修前 補修後3](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4472-1024x768.jpg)
両足つま先比較です。
![擦れて色が剥げてしまった革靴 色の補修 やり方 補修前 補修後4](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4450-tile-1024x384.jpg)
![擦れて色が剥げてしまった革靴 色の補修 やり方 補修前 補修後5](https://feel-sense.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_4471-1024x768.jpg)
画像では分かりにくいかもですが、実物を確認して見ると擦れて色落ちしたつま先部分はかなり補修されて満足のいく仕上がりになりました。
擦れた部分は周辺の革を同じ質感で完璧に復活出来たわけではありませんが、1回の色塗りでここまで修復できたので驚きです。
擦れた部分に対し、周りの革と同じ質感にする場合は初めのブラッシング後に紙ヤスリ(1,000番以上)を使って細かい傷を滑らかにし、色補修クリームを乾燥させながら、2回〜3回重ね塗りする事で更に仕上がりは良くなると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初めて革靴の色補修に挑戦してみましたが、とても簡単に出来て補修具合も他人には良く確認しないとわからないレベルだと思います。
本当は本格的に紙ヤスリを使って傷の補修や、色を重ね塗りして補修をするべきですが、そこまで作業せずに簡単にどこまで補修できるか試してみたかったのでやってみました。
もちろん、革表面の傷の状態や色の剥げ具合で結果は変わると思いますので、上記画像の色の剥げ具合での仕上がりを参考にして頂けたらと思います。
色補修クリームやポリッシュ、馬毛ブラシ、タオルなど必要な物は全部で大体5,000円以内で収まるので新しく革靴を購入するよりも安く済むと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今回使用したサフィールのレノベイティング カラー 補修 クリーム
色補修後の磨き上げにKIWI キィウイ シューポリッシュ 油性靴クリーム
毎日の簡単なお手入れにレッドウイング馬毛ブラシ
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