家で焼肉が食べたい。
僕はカセットコンロではなく、自宅のガスコンロで焼肉を焼いて食べたいと思い少し調べてみました。
結論、家庭のガスコンロで焼き肉を美味しく食べる事ができましたが、ここに至るまでちょっと苦労したので同じ様な悩み、疑問を持っている方もいると思い記事にしました。
焼肉をフライパンで焼く問題
家にあったフライパンでシマチョウやカルビを焼いた結果、フライパンに脂が溜まってしまい、焼いたというより揚げたようなカリカリ状態になって求める味や食感は得られませんでした。
しかも、脂(油)がはねまくってキッチン周りが大変な事になって掃除に苦労した始末です。
脂の少ないタンやハラミはフライパンでも問題なく焼けましたが、僕は家でシマチョウ、カルビなど脂が多い肉を食べたかったので調べた結果、焼肉プレートに行きつきました。
焼肉プレートの問題
焼肉プレートを使えば溝や穴が空いているのでそこから脂が流れてフライパンの様に溜まらないので揚げた状態にならない、しかも煙も少ないとの事で早速購入しようとAmazonで調べてみましたが、殆どがカセットコンロで使用する焼肉プレートばかりが売られていて家庭にあるガスコンロで使用できるプレートが中々見つかりませんでした。
問題は家庭のガスコンロで使用できる五徳に適合したプレートが無かったのです。
ちなみに僕の家の五徳の形状です。
ご覧の様に6ヶ所あり、Amazon、楽天など焼肉プレートとして売られている大体を見るとカセットコンロの五徳にフィットさせる為の4ヶ所の溝が基本となるカセットコンロ専用が多い事に気付きました。
そしてカセットコンロ側も色々と検索してみると五徳は4ヶ所の形状の物が非常に多いです。
なるほど、焼肉プレートとして売られている物はカセットコンロに合わせてプレートの底が4ヶ所の溝の形状をしたプレートが基本なのだと知りました。
僕の家のガスコンロの五徳(僕の家は6ヶ所)に合った焼肉プレートは存在するのかどうかもわからなかったので取り敢えずは値段も安く、評価も高いイワタニの焼肉プレート(L)を購入して実際に家のガスコンロで使用できるか試してみました。
僕が購入した焼肉プレートはイワタニ 焼肉プレート(L) イワタニカセットフー専用アクセサリー CB-A-YPL です。
イワタニ 焼肉プレートのセッティング
まず、注意事項ですが、僕が購入した焼肉プレートはイワタニカセットフー専用アクセサリーとの事でそれ以外は使用しないで下さいと箱に記載がありました。
なのでここからは自己責任でご覧ください。
あくまでも僕が試験的に行ったやり方なので同じ行為はおすすめしません、、、
では、セッティングの解説をしていきます。
イワタニ 焼肉プレート(L) イワタニカセットフー専用アクセサリー CB-A-YPLのセット内容は焼き専用の上プレートと水を入れる受け側の2枚構造、あとは上のプレートを外す時に使う取っ手の3つです。
水を入れる側の下受けのプレートはご覧の通りイワタニ カセットフー専用とあり、4ヶ所の溝があります。
これでイワタニ カセットフーの五徳で焼き肉プレートのズレや滑りを無くす仕様となっています。
上記しましたが僕の家のガスコンロでは五徳の形状が違うため、全く溝が合っていないのでそのままセットするとガタつくレベルではなく、下図の様に完全に落ちます。
なので五徳自体を外してしまいます。
五徳を外した状態でプレートが滑らない様にアルミホイルを周辺に適当に敷きます。
この上にそのまま受け皿プレート置きます。
そして水を入れます。
ここで注意があります。
受け皿プレートに入れる水の量は少なめにするのが良いです。
後述しますが、水を入れすぎると最後にプレートを洗う際、肉から出る大量の脂が水に浮いているので、水が多すぎると受け皿プレートをシンクに移動する時に床などにこぼしてかなり面倒臭い事になります。
最後に焼き側の上プレートを乗せてガスコンロに火を着けます。
火力は弱めがおすすめです。
強火だと肉がすぐに焦げる可能性が高いのでその点は具合を見ながら調整してください。
セッティングは以上になります。
肉を焼いてみた
ではシマチョウを実際に焼いてみます。
なんと!シマチョウの脂が穴に向かって流れ落ちていきます。
これで脂が溜まって揚げた状態にならないですね。
当たり前の結果といえばそうなのですが、フライパンの時と比べると感動してしまいました笑
しかも脂が大きくハネないので良いです!
煙もフライパンと比較すると少ないのは確かです(脂がプレートに溜まっていないので当たり前かもです)
焼き加減を少し観察していると分かった事ですが、時間が経つと脂がそこまで流れていかなくなったのでプレートの穴付近で焼くのがコツかなと思います。
ここでも十分に焼けます。
焼き上がったシマチョウを食べてみると、美味いです!
実際に焼き上がったシマチョウの画像を撮るのを忘れてしまったのですみません、、、
シマチョウを何枚か焼いたのでプレートに脂が多くなったので一旦、洗い流してみたのですが意外に簡単に落ちました。
焦げも若干はありましたがこれも簡単に落ちたのでとても楽でした。
綺麗にしたプレートで次はハラミを焼いてみます。
ハラミなのでそこまで脂は出ないのでプレート中央付近で焼いてみます。
焼けました。
焼いたハラミを食べてみるとフライパンと違って美味しくなった気がしました。
これはやはり多少の脂に浸った状態で焼いているかの違いはある様にも思えます。
下図はハラミを8枚程度焼いた後のプレートの状態です。
焦げもそこまで無く、綺麗な状態です。
洗いの問題
美味しく自宅で焼肉を食べる事が出来て非常に満足できたのですが、最後にデメリットがあります。
それはプレート上下の洗いです。
プレート上下をキッチンのシンクで洗ったのですが、これがとても面倒くさかったです。
プレートを洗う際、参考にしていただけたらと思います。
重要なのが受け皿プレート部分です。
下図の様に受け皿プレートの水にはかなりの脂が浮いています。
この脂が浮いた水を一切こぼれない様にシンクまで慎重に運びます。
僕の場合、ここで水が床にこぼれてしまい、脂を拭き取るのに苦労しました。
前述しましたが水をこぼさない様にする為にも受け皿プレートに入れる水の量は少なめにした方が無難です。
また、焼き側の上プレートが乗ったまま一緒に運ぶと水をこぼす確率が高いので上側プレートは外して運んで下さい。
次にこの脂が浮いた水をシンクに流す場合、他の洗う食器類は一切シンク内に無い状態にして下さい。
油の浮いた水を流す時に他の食器類に移り、脂を落とすのに中々落ちないので大変苦労します。
水を流す時もゆっくりと少しずつ排水溝に流すのがコツで豪快に流すとシンクが脂まみれになり、後々面倒な事になります。
そして受け皿プレートのみを洗い、終わったら別の場所に置いてから上側プレート洗うのがおすすめです。
上下のプレートを同時に洗おうとすると、脂がそれぞれに移って中々落ちないのでシンク内では個別に洗うのが良いです。
細かい手順としては、
・焼き終わったら上側プレートを外してシンク以外の場所に一旦置く
・シンク内には食器類を一切置かない
・下部分の受け皿プレートを水をこぼさずにシンクまで慎重に運ぶ
・脂が溜まった水を流す際、シンク内に広がらない様に少しずつ排水溝に流していく
・受け皿プレートが洗い終わったら別の場所に置いて上側プレートのみをシンクで洗う
大体この手順で面倒臭い事にはならないと思いますが、僕は全く何も考えずにやってしまったので、洗うのがこんなに大変なら焼肉プレートは使いたく無いと思ってしまいました。
家で焼肉を美味しく食べたいとばかり意識がいってしまって最後の後片付けについては何も考えていなかった失態です、、、
まとめ
いかがでしたでしょうか。
イワタニの専用カセットコンロでしか使えない焼肉プレートは家庭にあるガスコンロで十分に使える事が分かったと思います。
但し、もう1度注意しますが、メーカーとしては専用カセットコンロ以外での使用はしないのが前提ですので実際に使う場合は自己責任でお願いします。
今回のイワタニ専用カセットコンロで使う焼肉プレート以外でも基本はカセットコンロで使用する目的の商品が多いですが、同じ要領で他の焼肉プレートもご家庭にあるガスコンロで使用できるのでは無いかと思います。
ちなみに僕の家のガスコンロは温度センサーがついてる物で全く無視して使える事が出来ましたが、物によってはセンサーを解除しないと使えない場合もあると思うのでガスコンロの説明書などを事前に確認してからが無難です。
最後までありがとうございました。
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