
ヤマハSR400 2007年式 RH01Jに純正マフラーからペイトンプレイスのキャプトンマフラー SP-002に交換しましたが、
アクセルを戻した時や、シフトダウンによるエンジンブレーキ時にパンッパンッとアフターファイヤーが出る状態になりました。
キャブの調整をしていないので排気効率が良くなって当たり前の事なので、メインジェットとスロージェットの番手を上げてガスの量を増やしたら多少は落ち着きはしましたが、
まだアフターファイヤーが発生する状態だったので調べてみると、2007年式はAISという排ガス規制による装置が付いてるようで、これをキャンセルするとアフターファイヤーが無くなると書いてありました。
社外マフラーに交換するとアフターファイヤーが発生する原因
社外マフラーに変えると排気効率が良くなるので、キャブセッティングがノーマルのままだと特にアクセルオフやシフトダウンによるエンブレ時に混合気に空気量が増え、ガスが少ない混合気が未燃焼ガスとなって再度エキパイやマフラー内で再燃焼(爆発)するからアフターファイヤーが発生します。
AISとは
SR400の2001年式〜2009年式(キャブ車)は2001年以降の排ガス規制に対応するためA.I.S.(エア・インダクション・システム)が搭載されています。
色々調べてみて僕なりの解釈ですが、
エンジンで燃焼されなかったガスが外に排出される前にもう一度空気(二次空気)を送って、排気ポート(シリンダーヘッドの出口、つまりエキパイ接続付近)で排気熱(約600〜1200℃)で再度燃焼させ、マフラーから排出される有害物質を減らす(排ガスを浄化させる)目的の装置みたいです。
仕組み的には未燃焼ガスがエキパイへ排出される前に、シリンダーヘッドに付いてるAISのパイプから空気を送り込んでガスと空気を混合させてる感じです。
一応、画像作りましたが間違っていたらすいません。

AISをキャンセルするとは
AISをキャンセルする、を簡単に言うと
未燃焼ガスを再燃焼させずにそのまま排出させる。
つまり、AISによって未燃焼ガスをマフラー内で再燃焼するからパンっという爆発音がするので未燃焼ガスを再燃焼させないという事です。
今回のAISキャンセル作業はシステムを全て外さずにシリンダーヘッドに接続されてるパイプ部分から空気(二次空気)が入らない様に塞ぐプレートのみを取り付けた内容になります。
注意:
①ご自身で作業する場合は全て自己責任でお願いします。
アフターファイヤーを抑えるのにはプロに任せるのがおすすめです。
②車検時にはAISキャンセルプレートは外して元に戻して下さい。
キャンセルしたままだと車検に通りません。
排ガス規制クリアの為にAISシステムが装備されているので、システムが効いてない状態では規制をクリアしてない車両となります。
AISキャンセルプレート
今回、取付けしたAISキャンセルプレートはポッシュのAISキャンセルプレートです。

使った工具は六角レンチとラチェットレンチです。
六角レンチはロングで斜めからも使えるボールポイントが使いやすいです。
ラチェットレンチはセットで揃えた方が今後の作業に役立ちます。
作業手順
エンジン左側にある赤矢印の六角穴ボルト2本を外します。

が、しかし、この2本のボルトを外すのにクラッチワイヤーを通す及び、エンジンマウント用のプレートに六角レンチがぶつかって外しにくかったので下図の赤丸と矢印のボルトを抜いて外しました。

下図はプレートを外した状態です。

これで2本の六角穴ボルトを外しやすくなりました。
次にAISホースを固定してるボルトも外します。
これでAISパイプがほぼフリーの状態になったのでキャンセルプレートを取り付けやすくなりました。

パイプについていたプレートも使用すると説明書にあるので使用します。

元々付いていたプレートをエンジン側(上側)にしてAISキャンセルプレートをパイプに咬ませて取り付けました。

しかし、ここで問題があって、キャンセルプレートが分厚いせいで下図のパイプを固定している2ヶ所の穴に六角穴ボルトを付けようとすると穴がズレて差し込みにくくなりました。

当たり前と言えばそうなのですが、AISパイプの元の形状があるのでキャンセルプレートをかました事でその分、取付穴がズレてしまいます。
なので、キャンセルプレート側のボルトを緩めてパイプが少しグラついた状態でズレた側のボルトを通して仮締めし、それぞれを締め付けてキャンセルプレート側とパイプ固定側の両方を固定させる事ができました。
このやり方が合っているのかどうか疑問ですが一応、キャンセルプレート側の隙間もなく取り付けられた感じです。

AISユニットごと取り外すやり方については
👉【実践】SR400 2007年式 AISユニットの外し方
をご覧ください。
取付後
実走してみるとアフターファイヤーはかなり出なくなりましたが、まだアクセルオフ、シフトダウンによるエンジンブレーキ時に微妙に発生する状態です。
なので、エアスクリュー調整で(2回転の3/4か、3回転あたり)全くアフターファイヤーが無くなりました。
更にスロットルストップスクリュー(アイドリングスクリュー)でアイドリングを調整して完了しました。
SR400 2007年式はマフラー交換した際、キャブセッティングだけでなくAISキャンセルをしないとアフターファイヤーは出やすいと思うので試してみてはと思います。
SR400 の整備・カスタムを進めるなら、他の DIY 記事も参考にして下さい。
ハンドル交換で乗り心地やポジションを改善したい方は、
👉 SR400 をアップハンドル、ロングワイヤーに交換した手順
をチェックしてみてください。
夜間走行の視認性を高めたい場合は、
👉 SR400 ヘッドライトバルブ交換のやり方
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👉NGKパワーケーブルの交換手順と実際の感想
をチェック。








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