今回、ヴォクシー80系 ハイブリッド 後期型 DAA-ZWR80Gに付いてる純正ナビNSZT-Y66Tに走行中TVやDVDが見れる、ナビ操作ができる様に配線(キャンセラー)を取り付けました。
僕は今までプリウス30とN-BOX(JF3)と、これまで2台のキャンセラーを取り付けましたが、今回のヴォクシー80系についてはインテリアパネルを外すのにリムーバーなどのヘラ工具を使わず手だけて1番簡単に外れました。
お子様がいる方には走行中にTVやDVDが見れる状態は必須だと思いますし、遠くに旅行など移動中のナビ操作など便利なので毎回必ず取り付けています。
キャンセラーに関して運転中のナビ操作等についてはあくまでも助手席の人の操作によるもので運転者が走行中にナビ等の操作をするのは危険ですのでおやめ下さい。
また、取り付けに関しては自己責任でお願いします。
では、ヴォクシー80系 後期型 DAA-ZWR80G 純正ナビNSZT-Y66Tに走行中TVやDVDが見れる、ナビ操作ができる配線(キャンセラー)取り付け方を解説していきたいと思います。
純正ナビ
僕のヴォクシー80系ハイブリッド後期型DAA-ZWR80Gに付いている純正ナビはNSZT-Y66Tです。
これにキャンセラーを取り付けていきます。
購入したキャンセラー
純正ナビNSZT-Y66Tに取り付けるキャンセラーはこちらを購入しました。
【Esperanza】取付説明書付トヨタ ノア ヴォクシー テレビキット ナビ操作キット
僕が今回購入したキャンセラーキットの中身です。
セット内容はキャンセラーとスイッチ、結束バンド、スポンジ、説明書になります。
ちなみに僕の場合、結束バンドとスポンジは使用しませんでした。
キャンセラー選びで気を付けないといけないのが、走行中にTVやDVDが見れるだけでナビ操作ができないキャンセラーもあるので注意して下さい。
これはナビの機種によるものだと思われますが、走行中にナビ操作できるキャンセラー(配線)には必ずスイッチが付いています。
ナビ操作できないキャンセラーにはスイッチが付いていません。
ナビの機種によってはスイッチが無くても走行中にナビ操作ができる物もあるようです。
前回キャンセラーを取付たホンダのN-BOX(JF3)の純正ナビギャザスVXU-185NBiにはスイッチが付いてなくても走行中にナビ操作が可能でした。
キャンセラーの値段も様々ですが、基本的には高額な物でも安価な物でも機能は一切変わらないので安いものを選ぶのが良いと思います。
必要工具
ナビ本体を固定しているボルトは10mmです。
ちなみにラチェット等、ロッドが短いとナビを固定しているボルトまで届かないので気を付けて下さい。
僕のはロッドの長さが13cmあります。
適正なロッドの長さを実際に計っていないので申し訳ないのですが、今回の作業はこれで取り付け出来たので参考にして下さい。
ロックボルト
ナビ本体を固定しているボルトはロックボルトになっている場合があるので外す為のロック解除アダプターが車内にあるか事前に確認しておいて下さい。
余談ですが、中古で購入した僕のヴォクシーはロックボルトを外すためのロック解除アダプターもキーナンバーも無くてどうにもできなかったのでトヨタのディーラーで外してもらいました。工賃1,100円でした涙
トヨタの人曰く、絶対に外せるかどうか保証できないと言ってましたが、何とか外せてよかったです。
ナビ本体パネルを外す
では、キャンセラー取り付け方を解説していきます。
今回のパネル外し工程は全て手で外せますので非常に楽です。
まずはナビ本体周りのパネルを上部位置から外します。
ここが外れると後は簡単に全体が外れると思います。
パネルを外すと下図の様な位置でツメがありますので参考にして下さい。
インテリアパネルを外す
次にナビ周りのインテリアパネルを外していきます。
赤丸にある位置に下から(ハンドル画の角付近)指を入れて手前に引き出します。
少し硬いかもしれませんが、意外に簡単に外れます。
ただし、思いっきり引っ張ると割れる可能性があるので気を付けて下さい。
次に下図の上部分に指を入れて引っ張り出して外します。
ここでも簡単に外れると思います。
次は下図の様にエアコン吹き出し口の右側付近から外していきます。
ここもちょっと硬いかもですが、上記と同じ様に力加減に気を付けて下さい。
右側が外れたら下図の様に吹き出し口の左側付近を外します。
ここまで外れると後はパネル全体が浮き出すので助手席側辺りから上部付近にかけて順番に外して下さい。
この工程が今までの車の中で1番簡単に外す事が出来ました。
実際にやってみると意外に簡単に外れるんだなと感じると思います。
下図の赤丸はインテリアパネルのツメ部分になります。
インテリアパネルを外したら矢印にある2箇所のコネクターを外します。
2箇所のコネクターを外したら配線を固定しているフックを外し、パネルが完全に分離できます。
ナビ本体を外す
次はナビ本体を固定しているボルト4カ所を外します。
この時に僕の場合、2カ所がロックボルトになっていました。
これを外すくだりは前述した通りです、、、
普通のボルトは10mmです。
※下図は既にボルトを外した画像になります。
ボルト4カ所が外れればナビ本体を手前に引き出します。
※ここでも余談ですが、左に伸びてる赤い配線は気にしないで下さい。通常はこの配線はありません。
これは前オーナーが走行中にTVやDVDが見れる様に(走行中のナビ操作はできない)元々配線加工していた様です。
キャンセラーの取り付け
ナビ本体裏側から差し込まれているコネクター(カプラー)を外します。
キャンセラーを取り付けるコネクターの位置は下図を参照して下さい。
コネクターの拡大図です。
配線が4本出ていますが、5本の配線を繋ぐようにできているコネクター(カプラー)です。
これにキャンセラーを接続します。
次にキャンセラーに付いてる赤丸部分(スイッチの配線を繋ぐ部分)を外します。
ここまで出来たら次はスイッチの取り付け位置を考えて配線を取り回します。
スイッチ取り付け位置によって配線の取り回し場所は変わると思いますが、今回は以下の場所で解説していきます。
ハンドル根元付近の隙間に配線の先端(スイッチ本体の逆側)を通していきます。
下図の位置から配線を出します。
言語化するのが難しいので下図を参照して下さい。
撮影した画像がややこしくて申し訳ないのですが、スイッチ側の配線も見えるので青矢印で表記していますので配線取り回しについて画像をよく確認して下さい。
取り回したスイッチ配線の先端部分をキャンセラーに取り付けます。
元々刺さっていたナビ本体裏側の位置にキャンセラーを差し込みます。
ここまで出来たらナビ本体を元に戻していきます。
黒いアース線の固定先は下図を参照して下さい。
今回のアース線を固定する配線の取り回しは下図の隙間から指で動かすとやりやすいです。
後はインテリアパネルや配線を全て元に戻していきます。
スイッチの位置
最後にスイッチの位置ですが、僕は下図の位置に両面テープを剥がして固定しました。
これで取り付け作業は終了です。
ちなみにスイッチのオンとオフの状態が分かりにくい仕様なので感覚でマスターして下さい笑
スイッチオンの状態で走行中にナビ操作が出来ます。
オンにすると走行中、ナビの地図上では自車位置が止まったままになるので使わない時はオフにしておきましょう。
ちなみにですが、走行中にスイッチをオンにしてもマルチインフォメーションディスプレイの操作は走行中の状態となり、ナビ操作のみに限定されるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
上記でも触れた通り、インテリアパネルは手で簡単に外す事が出来たので非常に簡単でした。
前のプリウス30やN-BOXの時はインテイアパネル等、色々と外さないといけなかったのでとても大変だったと記憶しています笑
これで走行中に子供達がTVやDVDを見たり、家族みんなで遠出した時にナビ操作が出来て快適な空間になりました。
最後にですが、くれぐれも運転中にナビ操作はしないで下さいね!
最後までありがとうございました。
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