iPhoneに保存されている画像や動画をApple純正のLightning - SDカードカメラリーダーを使ってSDカードに保存する、SDカードに保存されている画像、動画をiPhoneに保存するやり方を解説します。
画像や動画、音楽ファイルなどでiPhoneの容量が一杯の時には必須アイテムとなりますね。
僕自身、カードリーダーを購入するのに少し躊躇していたのですが、もっと早く購入しておけばよかったと思いました。
操作はとても簡単なので参考にしてください。
MFi認証について
まず、MFi認証について触れておきます。
結論から言うと、Appleが認証していないアクセサリ製品(非MFi認証製品)はiOSがアップデートされた時や、機種によって使用できない場合があるようです。
AmazonなどでiPhoneアクセサリを純正品(MFi認証)より、安く購入してもiOSが新しく更新されたら使えなくなるのは嫌ですよね。
こうなると、結局はその時のiOS対応の製品や機種によって買い直さないといけなく、長く見るとコストが高くついてしまう場合があります。
僕は使えなくなったりするのが嫌だったので1番安全な純正品(MFi認証製品)を選ぶ事にしました。
この点についてはこちらで解説されているので参考にしてください。
「MFi認証」って?Lightningケーブルを選ぶ際に気を付けたいポイント(Hamee funさんのサイト)
Lightning - SDカードカメラリーダー
これです。
中を開けて中身を取出すと、本体がいつもの台紙にセットされています。
こちら、SDカードを差し込む部分です。
また、購入する際、差し込み口がライトニングではなく、USB-Cと間違えないようにしてください。
USB-CではiPhoneには使用できません※2023年8月現在 iPhone14 Proなど
対応SDカード
対応できるSDカードの種類はAppleサイト『Mac の SD および SDXC カードスロットについて』を参考にしてください。
SD(4MB〜2GB)
SDHC(4GB〜32GB)
SDXC(4GB〜2TB)
に対応しているようです。
僕はLightning - SDカードカメラリーダーをAppleストアで購入したのですが、念の為、購入する際にストアの店員さんに『SDXCに対応できるかどうか』を確認しました。
店員さんは上記にあるリンクのページを僕に見せながら『ご使用になられるSDカードのメーカーにもよる場合がございますが、基本的に対応できると思われます。もし、不都合あれば返品対応いたします。』と言ってもらえました。
さすがAppleです。
余談ですがこの時の対応してくれたスタッフさんはかなり気持ちの良い対応をしてもらえました。
僕が今回使用するSDカード(128GB)はSDXCですが、なんの問題もなく使えました。
プロカメラマンの方がよく使うSDカードのメーカーはSanDiskとの事で、購入したのはSanDisk Extreme PRO microSDXC 128GB (並行輸入品)です。※並行品は国内サポート外
今後の用途を考えてアダプター付きのmicroSDにしました。
理由はSDカードよりもmicroSDの方が使える用途が多い(最近はmicroSDに対応したスマホ、PC、カメラなどが多い)為です。
SDカードについて細かい規格(UHSスピードやスピードクラス)など、よくわからないと思う方はiPhoneで撮影した画像や動画(4K以外)であれば保存するのにこれで十分なスペックだと思います。
SDカードについて種類や規格については 価格.COM SDメモリーカードの選び方 を参考にしてください。
また、SanDiskには同じギガ数でも種類(ExtremeやUltraPLUSなど)があるので SanDisk 失敗しないSDカードの選び方 も参照ください。
上記2つのサイトを見ながらこれを機にSDカード規格について大体の知識を得てみるのも良いと思います。
画像をSDカードに保存する
では、画像保存のやり方を説明します。
SDカードを入れた状態でLightning - SDカードカメラリーダーをiPhoneに差し込みます。
写真アプリを開き、今回は例として赤丸の画像を保存します。
画像を押すと以下の拡大画像になるので左下にある赤丸のアイコンを押します。
操作するリストが出てくるのでスクロールして"ファイルに保存"を選択します。
注意:ファイルアプリ(iphone純正アプリ)を削除してしまっている場合は事前にインストールし直してください。
ファイルアプリはご自身で消していなければアプリはホーム画面の何処かにあるはずです。
apple Storeの店員さんも今回の様に画像や動画を保存するのにファイルアプリとLightning - SDカードカメラリーダーをよく使うそうです。
ちなみにファイルアプリはこれです。
次にどこに保存するかを選択する画面になるのでUntitledを選び、右上の保存を押します。
これでSDカードに保存完了です。
実際に保存されているか確認してみます。
ファイルアプリアイコンを押してください。
この中にUntitledがあるので押します。
しっかり保存されているのがわかります。
SDカードに保存されている画像をiPhoneに保存する
次にSDカードに保存されている画像を逆にiPhoneに移してみます。
上記でSDカードに保存した画像を使ってやってみます。
操作についてはSDカードに保存する時と要領は同じです。
保存された画像を押すと同じように左下に赤丸のアイコンがあるので押します。
保存する先のリストが出てくるので画像を保存を選択します。
これでiPhoneに保存されました。(下図赤丸部分)
非常に簡単です。
※画面下部にある"アップロード中"の表示は無視してください笑
複数枚の画像をSDカードに保存する
今回は1枚の画像を保存してみましたが、選択を複数すれば要領は同じなのでやり方は割愛します。
動画をSDカードに保存する
動画も保存してみましたが、画像保存する操作と同じです。
ちなみに時間にして1:36の動画(1080pHD/60fps)で約7秒ぐらいで保存できました。速いです。
まとめ
画像や動画をApple純正のLightning - SDカードカメラリーダーを使ってSDカードに保存するやり方について解説しました。
実際に使っていてやっぱりApple純正品が1番安心できます。
安価なカードリーダーでもAppleが認証していないアクセサリ製品(非MFi認証製品)は購入しないことをおすすめします。
ちなみに上記項目でも記載しましたが、SDカードについて種類や規格 価格.COM SDメモリーカードの選び方 や、SanDiskの種類(ExtremeやUltraPLUSなど)について SanDisk 失敗しないSDカードの選び方 ですが、これを機にSDカード規格について大体の知識を得てみるのも良いと思います。
最後までありがとうございました。
コメント
すみません、Apple純正のSDカードリーダーを買ったばかりで使ったのですが、途中からファイルに、untitledという文字が出なくなり全く認識してくれなくなりました。。。
再起動など色々して、SDカードも買い換えましたがまたすぐ認識しなくなりました。。。
どういう理由が考えられますか。。。
crea さん
コメントをありがとうございます。
申し訳ありませんが専門的な事はお答えできないのですが、
考えられる理由としてはSDカード内に保存されているデータがカードリーダーに対応していない可能性があります。
下記Apple公式サイト『一部のコンテンツを読み込めない場合』にて参照ください。
https://support.apple.com/ja-jp/HT202037
サイト内に書いてある
“Apple 製のカメラアダプタは、デジタルカメラで撮影されたコンテンツしか読み込めません。
名前変更などの編集が施されたコンテンツや、デジタルカメラまたは SD カードにコピーされたコンテンツは読み込めない場合があります。”
と記載あるのでこれが原因ではないかと推測します。
確認する方法としては一旦、ご自身のiphoneのカメラを使って撮影してみてそれをSDカードに保存してみてください。
SDカードに保存されたデータが読み込める場合は”ファイルアプリ”にてuntitledされるはずです。
もし、それでもuntitledが表示されない場合はわからないので申し訳ありません、、、