中古で購入したレッドウイングのエンジニアブーツ 2268 PT99に光沢感を出したかったのでラナパーレザートリートメントを使ってみました。
まずはラナパーレザートリートメント使用前と後の比較画像をご覧ください。
若干にはなりますが、光沢感が出ているのがお分かりいただけるでしょうか。
つま先部分です。
結果、期待した程の光沢感は出ませんでしたが、若干の光沢感は出たと思います。
オイル入れ工程
では、艶、光沢感を出す為のオイル入れ工程をご覧ください。
まずは足首と上部のベルトを外します。
次に全体にブラシングしていきます。
ブラシはレッドウイング純正の馬毛ブラシを使います。
ブラッシングが終わったらラナパーレザートリートメントを塗っていきます。
■ラナパーレザートリートメントの特徴
・成分は蜜蝋(ミツバチの巣を構成する蝋を精製したもの)とホホバオイル(ホホバという植物の種から抽出される天然由来の油)
・光沢、艶を出すのに優れている
・撥水性がある
特に艶や光沢感を出すのに優れたオイルです。
また、拭き取りをしない状態で撥水性が強化されます。
今回のエンジニアブーツ2268(PT99前期)は中古で購入した物なのでラナパーの前にまずはマスタングペーストで栄養補給と潤い、しなやかさを出す為のオイル入れを最初に行なっています。
■マスタングペーストの特徴
・動物性の油でほぼ馬油100%で浸透力が高い
・革への栄養補給に優れ、革内部からケアする
・革が柔らかくなる
・光沢感はそこまで無い
ブーツ購入直後のマスタングペーストでオイル入れの記事はこちら
今回はラナパーに付属していたスポンジを使います。
ブーツ全体的に満遍なく塗っていきます。
足首部分及び、シャフトのベルトにも塗っていきます。
ブーツ履き口の淵にも塗っていきます。
全体的に塗り終えたら完了です。
艶、光沢感を残す為、今回はタオルで乾拭きはせずにこのままにしておきます。
ちなみにラナパーは拭き取りしない事で撥水効果が高まります。
オイル後の比較
ラナパーを塗った直後は光沢感があるのですが、そのまま経過していくと艶、光沢感は控えめになっていきます。
次につま先です。
革ジャンのショット ワンスターでラナパーを使用すると時間が経過しても光沢感が残るのですが、レッドウイングの2268ではそこまで光沢感は出ない結果となりました。
レザーの違いによるものと思います。
まとめ
今回、期待するほどの結果ではありませんでしたが、革製品に艶、光沢感を出すのにラナパーレザートリートメントを使ってみました。
僕は革製品を中古で購入した時にまずはマスタングペーストで栄養補給をし、潤いとしなやかさを復活させた後のメンテナンスにはラナパーだけを使用しています。
ラナパーは艶、光沢感だけでは無く、栄養補給や撥水性効果もあるので、通常の革製品のメンテナンスに十分なオイルで重宝しています。
いかがでしたでしょうか。
中古で購入したレッドウイング エンジアブーツのメンテナンス
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