アリゾナフリーダムでロングウォレットを購入したので、これにアリゾナのウォレットロープ(品番L-21a〜cです)を付けたかったのですが、財布部分やベルトループに付けるナスカン(茄子カン)の素材がシルバーでは無いので購入に悩んでいました。
※実際の商品はアリゾナフリーダムサイトにてご覧ください。
しかし、アリゾナのサイト内を見ていると丁度、ウォレットロープに取り付けられそうなシルバーでカッコいいパーツ(Sカン)があるのを発見しました。
これらのSカンを使ってウォレットロープを製作できないかと依頼した所、レザー製品のオーダーは作成できないと言われました。
色々なカスタムオーダーを受けてくれるアリゾナフリーダムですが、どうもレザー製品に関しては難しい様です。
既に作られているウォレットなどのレザー製品にシルバー製のコンチョを付けたり、鹿ひもを付ける等はやってくれるのですが、どうしても無理みたいです。
なので今回は、アリゾナフリーダムのSカンを使ってウォレットロープを自作してみました。
早速ですが、自作して完成したウォレットロープはこちらです。
デザイン的にも好みではなかったナスカンよりもカッコ良くなったと自負しています笑
自作に必要な物
では今回、アリゾナフリーダムのSカン※フックを使って自作したウォレットロープに必要な物になります。
ベルトループ側に付けるSカン(品番Pa-4b)
※こちらはサイドに唐草が入ったカスタム仕様になっています。
ウォレット側に取り付ける小さいSカン(品番Pa-4a)
そして革紐です。
1本の革紐のサイズは幅5mm厚さ1.8mm長さ170cmの物を購入しました。
これ以上の幅や厚さになると編んだ時に太さが1cm以上になる可能性がります。
また、長さはロープ自体の長さが50cm以上にする場合と、フリンジ(ふさ部分)を長い仕様にしたい場合は170cm以上の物を選んでください。
今回は4つ編みで作るので2つ必要になります。
そして革紐を編んでいく時に引っ張りながら編んでいくのでフックが必要です。
僕が使ったフックは100均で購入したこちらの物です。
次にラジオペンチです。
先端に溝が入っているので革紐に跡が残らないようにセロハンテープで巻いてます。
こちらも100均の物です。
必要な物をまとめると
・ベルトループ側に付けるSカン(Pa-4b)
・ウォレット側に付けるSカン(Pa-4a)
・革紐※サイズ幅5mm厚さ1.8mm長さ170cm×2本
・編み込み作業に必要なフック※100匀
・ペンチ※100匀
となります。
全て新品で購入すると28,778円(ネット購入時の送料等は別)となりますので大体の参考にしてください。
4つ編みは2種類ある
今回のウォレットループは革紐を2本使って4つ編みで作ります。
編み方には2種類ありますが、今回はストレートで編んでいきます。
編み方についてはleathercraft.jpさんのサイトを参考にしました。
スパイラルで編みたい方はこちらノーベルレザークラフトさんのブログ
余談ですが当初、革紐を赤と黒を混ぜて作るつもりで途中までそれぞれ編んでみましたが、正直、イッヌのリードっぽかったので黒の単色のみに変えました。
ウォレットロープを編んでいく
では革紐を編んでいきます。
100均で買ったフックをクローゼットの取っ手につけ、財布側に付けるSカンを付け、革紐を2本通して編んでいきます。
しかし、ここから問題がありました。
革紐をSカンに通す時に幅が狭くて2本目が通りません。
なので、ペンチで革紐を通す側の部分を広げます。
太さがあるので広げるのにまぁまぁ硬かったです。
広げたら革紐を2本通して閉めます。
下図の様にこれで革紐を2本通して編み込みが出来るようになりました。
ちなみにですが、今回は小さい方のSカン(財布に付ける側)に直接革紐を通しましたが、アリゾナの商品でリングになっているPa-7aがありますのでこちらをSカン(Pa-4a)側に繋いでそこから革紐を通してみても良いかもです。
これはウォレットと繋いだ時の好みによると思います。
それではleathercraft.jpさんのサイトを参考にストレートで編んでいきます。
一応、参考までに僕の場合、編んでいる最中にどの紐を編んでいくのか分からなくなる事があったのでコツとして、
左右どちらかが1番上になっている革紐を巻き付けていく。
と、覚えてもらったら良いと思います。
このままどんどん編んでいくのですが、売られている他のウォレットロープは大体40cmで作られているのが多いように見受けられますが、僕の好みでは短く感じたのでロープ自体の長さは50cmにしました。
そして編み込みの最後の部分はもう一つの大きい方のSカン(品番Pa-4b)を使って仕上げました。
最後の編み込みに関しては2パターンほどあるようですが、僕はleathercraft.jpさんのサイトのページ下部にあるアレンジ技にあるように、下からの巻き付けのやり方にしました。
この方が見た目的に僕好みです。
ちなみにleathercraft.jpさんのサイト内のように糸を使って引き抜かなくても巻き付けを緩めてペンチで掴みながら下に引き抜いて出来ました。
最後に余った革紐(フリンジ部分)をカットしますが、これは好みによって長さをアレンジしてください。
今回使用した170cmの革紐を50cmで編んでみてもフリンジ部分の長さは十分にあると思います。
僕はフリンジ部分が長いのは好みでは無いので短めにカットしました。
斜めにカットするのがカッコいいと思います。
ここまで出来たら編んだロープはまだ硬いので、端と端を力任せにギュッと伸ばしながら柔らかく馴染んでいくようにグニャグニャに曲げたりと仕上げてください。
そして完成したアリゾナフリーダムのSカンを使ったウォレットロープです。
サイズは太さ0.8〜1cm、Sカン含む長さ56.5cm(ロープ部分のみの長さ50cm)で仕上がりました。
アリゾナフリーダムのロングウォレット(L-20)に繋いでみます。
僕はアリゾナでロングウォレット注文の際にシルバー唐草のハトメ(品番Pa-11)とDカン(Pa-9a)を取り付けています。
ちなみにDカンはもう一つ、Pa-9bという商品があるのですが、唐草模様が外側に入っているので使っているうちに模様が削れていく、と店員さんのアドバイスで唐草が内側に入っているPa-9aを選択しました。
下図はアリゾナのロングウォレットにウォレットロープを繋いだ状態です。
ウォレット側の接続部分を拡大してみました。
いかがでしょう。
商品化されていないオリジナルハンドメイドのシルバーウォレットロープであります。
そして実際にデニム(501xx※47モデル)のベルトループに付けてみました。
納得の仕上がりです。
まとめ
アリゾナフリーダムの2種類のSカンを使ってウォレットロープを自作してみました。
意外と簡単に出来ましたのでとても満足です。
今回は革紐の色は黒で編んでみましたが、ご自身のお好みの色で作ってみてください。
アリゾナフリーダムには様々なネイティブ系のシルバーアクセやパーツがありますので自分好みにカスタマイズできる楽しみがあります。
アリゾナフリーダムの店員さんには今回のウォレットロープを自作するにあたって細かくアドバイスを頂きましたので感謝します。
ぜひ、クラフトマン集団であるアリゾナフリーダムでオリジナルのアクセサリーを自作するという楽しさを堪能してください。
最後までありがとうございました。
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