
約5年間、肩コリに悩まされていましたが、僕が効果を感じて使用している商品を3つ紹介します。
・磁気ネックレス
・ピップエレキバン
・EMS※低周波治療器
これら商品を実際に使って肩コリが軽減されたので参考になればと思います。
※勿論、個人差はあると思うので、あくまでも僕が効果を感じたと思える商品の紹介になりますので絶対に効果があるとは断言できませんのでご理解ください。
磁気ネックレス
僕が使っている磁気ネックレスはコラントッテ ネックレス CREST(クレスト)です。
僕は今でもお風呂に入る時以外、ほぼ毎日使っています。
磁気ネックレスの効果
実はコラントッテを使う前はピップのマグネループEX150mTという商品を値段も安いので試しに約1ヵ月使ってみたら、肩コリの頻度が減ったように感じました。
そこで、さらに強い磁力を使ったら肩コリの頻度がもっと減るじゃないかと思い、色々と調べてみた結果コラントッテ ネックレス CREST(クレスト) 160mTを購入しました。
実際、使っていて肩コリを感じる時はありますが、ピップの150mTよりは肩コリの頻度がさらに減ったように感じます。
コラントッテとピップ10mTの差で効果が変わるか正直わからないのですが、僕はコラントッテの磁石の配列(配置)にも注目しました。
磁力の違い
まずは磁力の違いについてです。
磁力はmT(ミリテスラ)と表記されます。数値が高いほど磁力が強いとされます。
ミリテスラとは
磁石の力の単位のことで、磁場の強さに透磁率を掛けた量(磁束密度)を示すものです。
簡単に表現しますと、1センチ四方の面積あたりの磁力線の数を示すものといえます。つまり、50mT(ミリテスラ)とは1センチ四方の面積に500本の磁力線があり、100mT(ミリテスラ)とは磁力線が1000本あることになります。
※以前の単位は「ガウス」でしたが、計量法の改定により「テスラ」になりました。
アポロ医療機器株式会社 ミリテスラとは
磁気ネックレスは調べる限りコラントッテ、ファイテン、ピップが3大メーカーなので磁力の違いについて表にしてみました。
◆3大メーカーで1番強い磁力を使った磁気ネックレス比較表
メーカー | 商品名 | mT(磁力の強さ) |
コラントッテ | クレスト | 160mT 8個 |
ファイテン | RAKUWA 磁気チタン S-Ⅱ | 130mT 4個 |
ピップ | マグネループEX | 150mT4個 75mT16個 |
※ファイテンはアクアチタン ネックレスという商品があるのですが、素材がチタンであり、さらにファイテン一押しのメタックス ネックレスは5種類の金属を合わせた商品で、両方ともに磁力がわからなかったので比較から外しています。
磁気ネックレス3大メーカーの中で1番強い磁石を使っているのはコラントッテ ネックレス クレストの160mTですが、
磁気ネックレスで使っている磁石の磁力を合計すると、
コラントッテクレストは1,280mTとなり、ピップのマグネループEXが1,800mTでコラントッテよりも磁力合計が最強になります。
合計の磁力が強い方が効果があるのかはわかりませんが、個人によって差が出るのではないかと思います。
磁石の配列
次に僕の決め手となった磁石の配列(配置)ですが、コラントッテ クレストはネックレスに配置されている160mTの強い磁石が首や肩の後ろ側に集中しているという点に着目しました。
N極とS極の配列(配置)は各社それぞれ違うのが特徴です。
◆コラントッテは"N極S極が交互配列"
◆ファイテンは"N極S極が直列"
※磁気チタンネックレス、BULLET、Vタイプの3種類のみ
◆ピップは"N極S極配置が同列"
言葉で言ってもよくわからないので順に説明していきます。
コラントッテ クレスト
コラントッテは希土類永久磁石160mT(1600G)8個をN極S極交互配列と言い、N極とS極を交互に配列しているのが特徴です。
また、160mTの磁石が首や肩の後ろ側に配置されています。
肩コリや首が痛い時は前側(胸側)ではなく、後ろ側(背中側)に感じるので最も効果的だと思いました。

N極、S極を交互配列についての解説図です。


コラントッテの効果(YouTubeコラントッテ公式チャンネル※1分43秒)も参照ください。
ファイテン 磁気チタンネックレス 130mT
次はファイテンです。
ファイテンで磁気が1番強いのはRAKUWA 磁気チタンネックレスシリーズで2種類(SとS-Ⅱ)があります。
共にアクアチタン(ファイテン独自技術)をベース(ループ部分)に130mTを4か所に配置。
磁気チタンネックレスS
Sはループ接続部分が無く、伸ばしてかぶるタイプ。


磁気チタンネックレスS-Ⅱ
S-Ⅱはループ接続部分がVになっています。



ファイテン 磁気チタンネックレス 50mT
同じくファイテンのRAKUWA 磁気チタンネックレス50mTシリーズは3種類(磁気チタンネックレス・BULLET・Vタイプ)あり、こちらもアクアチタンをベース(ループ部分)にしていますが、上記の(チタンネックレスS-Ⅱ)(チタンネックレスS)の様に磁石を配置するのではなく、ループの中芯自体が磁石になっており、これがN極S極が直列配列という方式を採用しています。
ファイテンはアクアチタンをループ部分にベースとし、130mTシリーズは磁石を4か所配置ですが、50mTシリーズだと中芯自体が磁石となっており、配列が異なる(というかそもそもの作りが別)ようです。


磁気チタンネックレス
磁気チタンネックレス Vタイプ
磁気チタンネックレス BULLET(バレット)
ファイテン メタックス
ついでにファイテン一押しのメタックスシリーズについても触れておきます。
ファイテンは現在、磁石よりも最新の独自開発メタックス(5種類の金属)に力を入れています。
※最近"アクアチタン"シリーズから"メタックス"シリーズに移行してるように伺えます。
そして僕が調べた限りメタックスシリーズは磁力が公表された商品は無いです。
ファイテンを購入する場合、磁力の強さというより、最新の独自開発メタックスシリーズ(5種類の金属)を使った方が良いかもしれません。
メタックスの記事はこちら
メタックス チョッパーモデル
メタックスミラーボールモデル
チョッパーモデルやミラーボールモデルでも見た目が同じでメタックスでは無い"アクアチタンバージョン"があるので購入の際は注意してください。
ピップ マグネループEX
ピップのマグネループEXは150mTの強力な磁石が4か所に配列されており、それ以外は75mTが配置されているのが特徴です。

下図からするとN極とS極の配列は同列だと僕は判断します。

初めての磁気ネックレスで頭痛を感じたら
初めて磁気ネックレスを使った場合、しばらくすると頭痛を感じる事があるようです。
この場合は弱めの磁力から試してみてください。
実際に僕も1番最初に購入したマグネループEX 150mTを使っていた時に若干の頭痛がありましたので、マグネループ ソフトフィット 55mTに変えてみたら頭痛は無くなりました。
しばらく運動していない状態でいきなり腹筋をした時に起きる頭痛と同じだったので、急に血流が良くなる事で起きる頭痛と同じなのかなと勝手に解釈します笑
そしてしばらくソフトフィット 55mTを使用してから、もう一度EX 150mTを使ってみたら頭痛は起きませんでした。
それだけ今までの血流が悪かったのかもしれません。
磁気ネックレスを使った事が無い方は、最初から高額な磁気ネックレスを購入する前に"マグネループ ソフトフィット55mT"から試してみた方が良いかもしれません。
取り外しも簡単で使いやすいです。
ピップエレキバン
次はピップエレキバンの紹介です。
僕は肩のコリや首周辺が痛くなってきた時に1番効くのがピップエレキバンのMAX200です。
磁力が200mTという強烈な磁力を商品化した物はピップしかありません(多分です笑)
僕はピップエレキバン MAX200が1番肩こりに効きますし、即効性があり、非常に良い商品だと絶賛します。
貼って1日もしないうちに首の痛みや肩こりが改善されていきます。※もちろん個人差あります。
※ちなみに僕は磁気ネックレスと併用はしないようにしています。
かゆくなる
これはよくあるのですが、ピップエレキバンを使って大体4~5日ぐらい経つと、貼っている部分がかゆくなってきます。
こうなったら剥がして、1日ぐらい置いてからまた貼ると良いと思います(その頃には肩こりは改善されているぐらい効果を感じると思います)
頭痛を感じる
上記、磁気ネックレスと同様にピップエレキバンを貼って何日か経つと頭痛を感じる時があります。
こうなったら一旦、剥がして他の磁気アイテムを何も使わないでいると頭痛が無くなっていきます。
磁気ネックレスと同じ要領で弱めの磁力から試してみてください。
ピップエレキバンMAX200mTよりも磁力が弱いエレキバンシリーズは"80mT"と"130mT"があります。
ピップエレキバン130
ピップエレキバン80
そしてここで1つ、ピップエレキバンの唯一の弱点というか、デメリットというかなんというか、、、
ハッキリ言いますと、貼っている見た目の印象がダサいです(ピップさん申し訳ありません)
その昔、僕の祖母が背中や肩に大量に貼っていたので、そのイメージが固定観念として植え付けられてしまっているのですいません。
なので、貼っている位置には対策が必要です。(服を着ていて人から見えない位置に貼るか、首が隠れるような巻く物必須です笑)
見た目の問題はさておき、ピップエレキバンMAX200で僕がハッキリ言える事は効果は最強です。
これ以外に肩コリ効果に勝てる商品は無いと思います。
長年研究されてのヒット商品をこの歳(44歳です笑)になってようやく理解した次第であります。
使った事が無い方は是非、効果を感じてみてください。
磁力が肩コリに効く科学的根拠はない
実は磁力が肩コリに効く科学的根拠はないとされています。
実際に効果を感じる人と全く感じない人とあるようです。
そしてなぜか、科学的根拠がないのに厚生労働省は効能を認めています。
磁気ネックレスには、血行をよくする効果があると考えられています。血中にはヘモグロビンという成分があり、その中のヘムと呼ばれる鉄の成分へ磁気が働きかけることによって、血行がよくなると考えられています。そのため、磁気ネックレスを首や肩のこりを解消するために使用する人も多いです。
ほぐしやLABO 本当に効果はるのか?磁気ネックレスがパフォーマンスを上げる仕組み
磁石を用いて人工的に磁界を作り、磁力線を利用して患部の血行促進や痛み・コリを改善する治療器を「磁気治療器」と呼びます。こちらは薬局やドラッグストアなどでも購入できますが、日本においては薬事法によってきちんと管理されており、「管理医療機器」として区分されています。しかし製品認可のハードルはそこまで高くないため、製品の有効性に関してはメーカーに委ねられるといえるでしょう。
Neo Mag 磁石は人体にどのような影響を与えるのか
磁気治療の第一人者とされている、医師・中川恭一氏による「皮膚貼付用磁気治療具の治療効果について」という論文をはじめ、多数の磁気治療に関する論文が出されているものの、これらも磁気の科学的な解明には至っていません。
カラダファクトリー 磁気って肩こりに本当にきくの? 科学的な根拠は?
磁気アイテムで注意していただきたいのは特に妊娠中の方にはお勧めしません。
低周波治療器(EMS)
磁気ネックレスやピップエレキバンで肩コリが軽減されても、やっぱり肩もみやマッサージして欲しいなぁと思った時に僕が使うのは、低周波治療器オムロン エレパレス HV-F141です。
※後述しますが、『HV-F141』『HV-F140』『HV-F128』は同じ商品です。
Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングでの型番はHV-F128になります。
付属しているパッドを肩や腰、背中などに貼って、電気を流す事によって筋肉を動かして血流を良くし、同時に老廃物を排出してくれます。
1回で15分間マッサージをしてくれる物で、気持ちがいいと感じる設定(たたく、おす、じっくり、すっきり、肩や腰専用モードなど)が多彩にあり、とても良い製品だと思います。
僕はこれを1回のマッサージで2回分(30分間)肩や腰などに使いますが、使用中はとても気持ちがいいです。
マッサージが終わった後は使用した部位がポカポカと温かくなってきて、これは血流が良くなっているからだと思います。
実際に首や肩が激痛で動かなくなり、接骨院や整骨院に行った時にコレと同じような医療専門機器で治療された事があります。
注意としては、使用を2回以上(30分以上)するとマッサージで言う"揉み返し"のような状態が起きるので、2回を限度とした方がいいかもしれません(勿論、体の状態によっての個人差はあると思います)
低周波治療器の効果
低周波の電流によって筋肉が刺激され、血中の老廃物を流しながら血行を良くする働きがあります。
肩コリは血行不良が原因の1つとして挙げられます。
これは筋肉などから排出される老廃物が血管に蓄積し、血管が圧迫される事で痛みや筋緊張感の症状が現れるとされています。
僕は実際にオムロン エレパレス HV-F141を使うと血が流れているような感覚を感じる時もあります。
低周波電流により筋肉が収縮弛緩し、筋肉のポンプ作用が働きます。弛緩したときには、血液がどっと送り込まれ、次に収縮すると老廃物を含む血液が送り出されます。この働きが繰り返されると、血液の流れが良くなり、血行が促進されます。
オムロン エレパレス HV-F141 説明書 低周波豆知識項 低周波治療とは 生理作用をうまく利用する治療方法
さらに、周波数による作用の違いもあるようです。
周波数とは身体に対して 1 秒間に電気刺激を加える回数のことで、
ヘルツ(Hz)という単位で表されます。
低い周波数の効果慢性痛やコリ・しびれの症状に有効で、
痛みの抑制物質を分泌させたり、血行を促進する効果があるとされています。
高い周波数の効果急性痛に有効で、
低い周波数に比べ痛みの伝達を即効的に遮断する効果に優れているとされています。
オムロン エレパレス HV-F141 説明書 低周波豆知識項 低周波治療とは 生理作用をうまく利用する治療方法
EMSと低周波治療器の違い
まず、"EMS"とは、Electric Muscle Stimulation(エレクトリック マッスル スティムレーション)の略で、電気によって筋肉を運動をさせることにより強化する方法を言います。※国際スピード郵便(EMS)とは違います笑
低周波治療器とは、腹筋などの筋力を鍛えるEMSと同じもの(例えばシックスパッドなど)ですが、実は違いがあるのです。
低周波治療器とはEMS製品を医療認可を取得した物(医療機器製品)になります。
よって、使用される目的が治療目的のみと限定されます。
ちなみに中周波や高周波でも、医療認可を取得すると名称は低周波治療器に変わります。
単にEMSと称する製品は医療認可を受けていないので、逆に低周波治療器のような規制がかかりません。
これによって治療効果の向上や、筋肉の引き締め、トレーニングなど、幅広い目的で使用ができる違いがあります。
だったら医療認可しない方が良いんじゃないかと思ってしまいますね。
これには理由があって、医療機器であれば病院で保険適応で済みます。
それに対し、医療認可を得ていないEMSであればジムなどで自費で支払う違いがあるようです。
例えば、肩のコリがひどくて痛みが出てしまっている場合は病院に行きますよね。
この時に医療認可を受けているEMSを使用して治療を受ければ保険適応されるので、実費より安く済むという結果になりますね。
その他、治療中の病気がある方は使用するのは避け、医師に相談してみてください。
交換用パッド
何回も使用しているうちにパッドの吸着力が弱くなってきて、肌への密着感が無くなっていきます。
吸着面を水で洗うと皮膚に張り付く強度が若干復活しますが、そのうちすぐに剝がれてしまうようになります。
こうなると交換用のパッドを購入せざるを得ません。
こちらは交換用純正品です。
そして実は、純正品の交換パッドを僕は購入した事はありません。
こちらの方が↓↓↓安くて2セット入りでお得なので、僕はこれを購入しました。
※僕が購入したのはAmazonで2セット入りですが、Amazonでは既に無くなっていました。楽天市場やヤフーショッピングではまだ取り扱いあるようです(執筆時点)
感想として、純正品よりもパッドが分厚くなっていますが、使い心地は変わりません。
むしろ分厚い分、貼りやすさを感じます。純正品ではないですが、僕はこちらをおすすめします。
品番が違うけど同じ商品!?
ココで1つ、購入する場合に重要な事があります。
僕が今回購入した、オムロンエレパルス HV-F141は、HV-F140、HV-F128と全く同じ製品です。
似た様な英語や数字が並んでいるので分かりにくいです笑
同じ商品なのに品番が違う理由は、販売している店舗によって品番を変えているだけであり、機能等、何も変わらない商品のようです。
これについて1つ注意点があるのですが、それぞれの販売金額が違います。
結局は同じ物(取扱説明書も同じです)なので1番安い物を購入してください。
まとめ
少し長くなりましたが、いかがでしたでしょうか。
肩のコリや首周辺の痛みの周期を少しでも遅らせたい場合には磁気ネックレスのコラントッテ ネックレス CREST(クレスト)
肩のコリや首周辺が痛くなってきた時に1番効くのがピップエレキバンMAX200。
ちょっと肩や首に違和感を感じたり、揉むと気持ちがいい時に使うのが低周波治療器(EMS)オムロン エレパレス HV-F141
という使い方をしています。
そして、たまに何も使わないようにして、少し肩コリがあるなと思ったら磁気ネックレスをしたり、ピップエレキバンを貼ったりしています。
実際、肩が痛い、首周辺が痛い時には頭痛薬なども効果ありますが、なるべくなら薬を使わずに緩和させたいですし、全く何もしないよりかは十分な効果を感じられると思いますので試してみてください。
磁気ネックレスやピップエレキバンの様な磁気を使った商品を使用して頭痛が起きた場合は、弱い磁力の物から使用する様にしてください。
最後までありがとうございました。
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