知人に一切の臭い匂いが無くなると勧められてUV-Cライトを購入してみたのでレビューします。
UV-Cとは
紫外線に含まれているの1つです。UV-Cには殺菌作用(殺菌=消臭)があり、飲料水や工場での純水製造で使用されたり、病院等の空気殺菌や医療用途で用いられています。
UV-Cは生体に対して強い破壊性を持ちます。
つまり、UV-Cの光線が人間や生物にあたると危険だという事です。
絶対に人間や子供、ペットや水槽で飼っている生物がいる場所では使用しない事が絶対条件です。
身近でUV-Cを使った例として病院などで青い光が出るボックスの中にスリッパを入れる機材や、美容室もしくは理容室でハサミやクシを電子レンジのような機材に入れて青い光を照らしてるのを見た事はありませんか?
あれがUV-Cを利用して殺菌・消臭しているやつです。
最近ではマスクやスマホなど身近な物を殺菌するペンライトのような簡易的な物や布団掃除機、掃除機のレイコップなどに利用されています。
細菌やウイルス、殺菌に効果的
細菌やウイルスに関しても死滅させる強い殺菌効果があるようです。
例としてこちらをご覧ください。
また新型コロナウイルスに関しても最新記事があります。
紫外線の種類について
太陽から放射される紫外線は波長によって3つに分類されます。
◆UV-A(315~400nm) : 皮膚の弾性を失わせ老化を促進する。細胞の物質交代の進行に関係しており、細胞の機能を活性化させる。また、UV-Bによって生成されたメラニン色素を酸化させて褐色に変化させる。日焼けとしては色素が沈着し皮膚が黒くなる、いわゆる日焼けを引き起こします。
◆UV-B(280~315nm) : 色素細胞がメラニンを生成し防御反応を取る。これがいわゆる日焼けである。この際ビタミンDを生成する。日焼けとしては皮膚が赤くなり痛む、こちらの日焼けの場合も最終的には色素の沈着と黒化を引き起こす。
◆UV-C(100~280nm) : オゾン層で吸収し守られているので地表には到達しません。強い殺菌作用があり、生体に対する破壊性が強い。オゾンホールが発生すると、地表に到達して生物に影響が出ることが懸念されています。オゾン層の破壊問題はこの事です。
UV-Cライト使用にあたっての注意点
上記でも記載していますが
絶対に人間や子供、ペットや水槽で飼っている生物がいる場所では使用しない事が絶対条件です。
僕が購入した物はタイマー(付属のリモコンで操作)でUV-C光線がすぐには点かない仕様になっており、退避するのに安全な物なっています。
実際に使用した感想
僕は寝室とペットの部屋(ゲージ)が一緒なので実験の為、あえておしっこやウンチ臭が少し臭う状態の環境で使ってみました。
使用時間はタイマーで30分に設定し、ワンちゃんは別の部屋で待機させ稼働させてみました。
完了後、部屋に入ってみたらペットのおしっこやウンチ臭は全く消えておりましたが、なにか消毒臭?のようなどこかで嗅いだことがある匂いがしていました。(オゾンの匂いのようです)
僕の購入した物はオゾンが発生する物(185mmの波長)でしたので濃度によっては人体に有害との事で換気は絶対に必須です。
商品説明に使用後は40分以上換気をする事とありましたので窓を開け、待ってみました。
オゾンについて
185mmの波長(オゾンが発生する)の特徴として何かの物に隠れた面でも消臭や除菌に有効で部屋中360°に効果がいきわたりますが使用直後は注意が必要です。※下図参照
同じ商品で254mmの波長(オゾンが発生しない)の物もあります。違いは直線的な物にだけ有効で物の陰になっている面には行き届かないようです。例としてスマホやマスク、テレビなどの表面だけに効果があります。
40分以上の換気後
換気後、全く匂いはしませんでした。最強です。
さすが地球上の生物破壊光線だけあって、僕は今まで次亜塩素酸水を空間にスプレーしたり、超音波加湿器で次亜塩素酸水を噴霧したり匂いについて色々やってきましたが、空気清浄機のレベルに比べても最強だと感じました。
まとめ
UV-Cライトは危険な一面もあって使用するのに条件が色々あると書きましたが、生物がいない環境と換気を40分以上するだけで難しく考える必要はなく、消臭には最強の効果があると実感できました。
実は結構前からUV-Cライトの存在(殺菌灯:パナソニック発売日:1988年04月01日)はあったようです。
しかし未だ多くは知られていないUV-Cライトですが、これからの時代に合わせて様々な商品が登場してくると思われます。
(他の消臭・除菌商品が売れなくなるのは間違いないので広がらないかもですが)
これを機会にぜひ使ってみてください。今までの消臭に関して常識が変わると思います。
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